[FIA]舌戦開始、FIA会長選

日本でも衆議院が解散し、選挙熱が帯びてきましたが、FIA会長選も舌戦の様相を呈してきました。
有力候補のアリ・バタネン氏とジャン・トッド氏の舌戦が開始した模様です。

元WRC(世界ラリー選手権)チャンピオンでもあるバタネン氏は、トッド氏がこれまでもFIAと異常に近しく、むしろ癒着状態であるとして、｢トッド氏が会長ならFIA会長は何も変わらない｣と非難している。

トッド氏はFIAのグローバル大使としてアフリカなどをキャンペーンで訪れているが、バタネン氏はこれも｢彼女であるミッシェル・ヨーさんとのデートの場に使われている｣と指摘し、問題視した。

一方トッド氏のほうは｢バタネンはFIA基金の受諾者としてこうした活動を受け入れていた筈で、突然キャンペーンについて反旗を翻すのは理解できない｣と、反発を強めている。
(バタネン氏、｢トッド会長ではFIA変わらない｣: FMotorsports F1より)

バタネン氏は、
独裁者と呼ばれたマックス・モズレー会長の後を引き継ぐのはどちらになるのでしょうか?
はたまた、新しい候補者(モナコ自動車クラブ会長 ミシェル・ボエリ氏?)が出て来て混迷の度合いを増すのでしょうか?

会長選挙は10月。
それまでの間、会長をめぐる泥仕合が繰り広げられるんでしょうな。

バタネン氏、｢トッド会長ではFIA変わらない｣: FMotorsports F1
ジャン・トッド、アリ・バタネンの舌戦に応じる : F1通信
アリ・バタネン、対立候補ジャン・トッドへの攻撃を続ける : F1通信
F1 : バタネン、「変革を求めている」 | F1トップニュース速報2009 | F1-TopNews

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