[F1]ダラーラ、F1復帰を心待ちにする

2010年にカンポス・グランプリと技術提携し、F1に戻ってくるダラーラですが、ジャンパオロ・ダラーラが現在の心境を話しています。

「私はこのチャンスを受け入れ、熱くなっている。正直なところ怖くもあるが、私と会社にとっては、魅力的なチャレンジだしエキサイティングでもある。ダラーラはすでに3カ月、F1プロジェクトを進めている」

「目下の目標は1月10日にマシンが走れる状態にすることだ。速いマシンになっていることを期待している。ダラーラにとっても、カンポスにとってもね」
(F1キンダーガーテン : ダラーラ、F1プロジェクトへの意気込みを語るより)

と、待ちきれないといった様子です。
作業は順調に進んでいるようで、エイドリアン・カンポス代表曰く、

「モデルは、来週始めて風洞に入ることになっている」

「我々は、新しいファクトリーでマシンを製造するためにダラーラ・カンポスという名の会社を設立した。200人を雇用している」
(ダラーラ 「F1は魅力的な挑戦」 【 F1-Gate.com 】より)

と、開発の順調さをアピールしています。
予算キャップ制が撤廃されても、問題ないと豪語してるだけに資金、技術力に自信アリといったところでしょうか。

ダラーラといえば、1988年から2003年まで参戦していたスクーデリア・イタリアにシャーシを提供していました。
#提供は2002年まで、2003年はローラへスイッチ。悪名名高いチェスターフィールドカラーですな(笑)
個人的にBMS Dallara 189(F189,189)は好きなマシンの一つです。
壊し屋と揶揄されたアンドレア・デ・チェザリスとアレックス・カフィのコンビで快走を見せていましたね。

F1での活動は他にもMF1(現フォース・インディア)と共同開発したり(04～05,2005年に頓挫)、1999年にテスト用マシン(RA099)を製作したりしています。
#RA099は設計はホンダ。製作だけを手がけていました。
#ホンダも当初は単独参戦予定でしたが、ハーベイ・ポスルスウェイト博士の急死で計画が頓挫
#B・A・R(現ブラウンGP)へのエンジン供給となったわけです。

F1以外は、F3,IRL,GP2などなど、オープンフォーミュラを中心に車体製作を行っています。
2010年シーズンにどれだけの成績を残せるのか、非常に楽しみやねぇ。

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ダラーラ - Wikipedia
スクーデリア・イタリア - Wikipedia

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