[F1]FOTA,再び脅しの態勢に?

FOTAの副議長を務めるジョン・ハウエット(トヨタ/TMG社長)は分裂シリーズが代替案として残っていることを主張。
再び、「撤退するぞ~」という脅しの態勢をとり始めました。
8日にFOTA8チームとFIAの論争が再熱する前、ハウエットは戦いの再開が再びF1撤退の脅威につながる可能性を示唆していた。

ジョン・ハウエットは、FOTAの分裂シリーズ計画が「まだ葬り去られてはいない」と語る。

ハウエットは、パリの和平協定が現実のものになることを望んでいると語ってるが、「それでも何かが起こるようであれば、我々には代替案がある」とも述べている。
(ジョン・ハウエット 「分裂シリーズ案は健在」 【 F1-Gate.com 】より)
とのこと。
何に対して不満なのかというと、
水曜日に開かれたFIAと2010年にF1に参戦する全13チームが出席した会議で、FIAのチャーリー・ホワイティングが、2010年の規約を改正する場合、新規3チームを含むFOTAに属さないチームの同意が必須であると述べたことで、FOTAメンバーの退席。
ハウエットの懸念は急速に具体化している。

あるチームの関係者は、新規チームに来年のルールに対する力を与えることは「非常に挑発的」と語り、「マックスはこの問題に全員を巻き込むために努力しているかのようだ」とコメントしている。

「全員、という意味では彼らも会議に出席し、議論されていることを聞くべきだと思うが、我々の大部分はこういった事案に彼らの投票権が許容されるべきではないと考える」
(ジョン・ハウエット 「分裂シリーズ案は健在」 【 F1-Gate.com 】より)
新規参入チームには

会議に参加してもいいけど、口出しするな、投票権も与えねぇ。

ってことですな。
これだけ聞くとFOTAも横暴やねぇ。

まぁ、こうやって政治的な駆け引きを続けていけば、報道関係の冷ややかになってきています。
『the Daily Mail(デイリー・メール)』紙は、シルバーストンのように、再び週末に政治的報道が協議事項となる模様と広く紹介して、「なんともみっともないこと」と伝えている。

また、『the Daily Telegraph(デイリー・テレグラフ)』紙には、「再び、コース上の出来事の影を薄くしてしまうような週末になるのか」と書かれていた。

さらに、イギリスの『the Guardian(ガーディアン)』紙は、FOTAが「分裂シリーズを立ち上げる時間」を切らすように、議論を呼んでいるFIA会長のマックス・モズレーの狡猾(こうかつ)な権力が、問題を長期化させようとしていることを察知している。
(F1 : ハウエット「分裂計画はまだ“消えていない”」 | F1トップニュース速報2009 | F1-TopNewsより)
ようやく融和への道が開いたと思ってたんですけどねぇ、どうやらFIAもFOTAも騒動を起こしたいようですね。

F1 : ハウエット「分裂計画はまだ“消えていない”」 | F1トップニュース速報2009 | F1-TopNews
ジョン・ハウエット 「分裂シリーズ案は健在」 【 F1-Gate.com 】

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