ステファンGPはポルトガルでのテストを中止しました。
原因はブリヂストンがタイヤ供給を拒否したためとのこと。
前ウィリアムズの中嶋一貴を擁し、今週ポルトガルのアルガルブ・サーキットで独自テストを行なう予定だったステファンGPだが、これがキャンセルを余儀なくされたことがわかった。
同チーム関係者によれば、ステファンGPはまだ公式に認められたF1参戦チームではないためF1用タイヤの支給が得られないことから、GP2シリーズ用のスリックタイヤ供給を求めたということだが、しかしブリヂストンは準備が整わないとしてこれを断ったという。
これを受けステファンGPのゾラン・ステファノヴィッチ代表は「マシンの能力に見合わないタイヤで走らせるのは危険」として今回のテスト断念を決意した。
しかしこれまで非公式なF1テストで、フェラーリなどがいずれもGP2タイヤを装着していたことを考えれば、FIAが今回のステファンGPのテストを歓迎していないことが容易に窺われそうだ。
(ブリヂストン、ステファンGPへのタイヤ供給拒否: FMotorsports F1より)
ということで、2010年参戦予定だったトヨタのニューマシンの実力をはかるいい機会だったのですが、中止となりました。
ブリヂストンが拒否したのもわからんではないですねぇ。
ステファノビッチはチームがUSF1の状況を待っていることや、一貴とヴィルヌーヴをレースドライバーとして起用することを強調した。
「中嶋についてはすでに合意に達しており、ヴィルヌーヴとの契約も締結できると予想している。我々にとって適切な判断であると考えており、彼にとっても理にかなっていると思う」
(ステファンGP ポルトガルでのテストを中止 - Formula 1 関連ニュース - GPUpdate.netより)
14番目の参戦権ってのは現時点では非常にムズカシイということで、標的をUSF1に絞り込んでいるようです。
USF1はかなりの危機的状況にあると思われており、序盤4戦について出走辞退をFIAに申し出ているようです。
これを受諾するか否かによって、ステファンGPの運命も決するというところですな。
ステファンGP、ポティマオでのテストをキャンセル 【 F1-Gate.com 】
ブリヂストン、ステファンGPへのタイヤ供給拒否: FMotorsports F1
ステファンGP ポルトガルでのテストを中止 - Formula 1 関連ニュース - GPUpdate.net
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