今年いっぱいで撤退を決めたブリヂストンですが、FIAから残留を説得されているようです。
FIAは新たな供給メーカーを見出すべく奔走しているが、まだ期待したような成果は挙げられていないようだ。
早くから後継に名乗りを挙げたと伝えられたのは韓国の複数のメーカーで、中でもすでにF3などに実績のある『クムホ』は有力とみられたが、それでもまだFIAは力不足と捉えているとみられる。
その一方、過去に大きな実績を持つミシュランは「復帰する場合には現在の環境社会に合致するよう大幅なレギュレーションの改正が条件」としていて、FIAの不興を買っている。結果、FIAにとって最も望ましいのはブリヂストンの残留になると推測されているが、前提条件としてチーム数がさらに増大するなどタイヤメーカーに掛かる大きなコストを改善しなければならないのは必至だろう。
(FIA、新たなタイヤ供給メーカー選択に苦慮: FMotorsports F1より)
ちなみにブリヂストンの年間必要経費は5,500万ユーロ(約67億円)とのことです。
これをなんとか削減する方向でFIAは残留を説得しているようです。
サーキットに持ち込むコンパウンドは1種類だけにして、レイン、インターミディエイトの3種類だけにすれば、かなり経費を削減できるはずですけどね。
戦略的な面を見るとつまらなくなってしまうかもしれませんが、1988年あたりはタイヤ交換はなかったわけですし。
F1、ブリヂストンの残留を説得 【 F1-Gate.com 】
ブリヂストンのF1残留を望む声 | ブリヂストン | F1 TopNews
FIA、新たなタイヤ供給メーカー選択に苦慮: FMotorsports F1
2 件のコメント:
コストも問題でしょうけど大義名分のない今のレギュレーションでは撤退もしょうがないんじゃないですかね。
>いぬい (mikage)さん
ライバルもいないですしねぇ。。。
今F1に参戦し続ける意味があるとすれば、宣伝効果でしょうけど、67億円も遣うほど効果が上がってるのかどうか微妙ですよねぇ。
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