[F1]マックス・モズレー、FOTA妥協案へ歩み寄り?

マックス・モズレーはFOTAの妥協案を受け入れる用意があるようです。
モズレー会長は、7月1日までの交渉期限延長は認められないが、予算制限などを改訂するつもりがあることを語っている。
またモズレー会長は、FOTAがもっとも反発していた“2層化レギュレーション”にはしないことを盛り込んだ、FIA側の妥協案を書簡にして送ったとされている。
この書簡は、チームがサインをして送り返せば、2010年エントリーの条件を撤回し、正規エントリーをしたと見なされる、法的に拘束力があるものだ。
(F1キンダーガーテン : FIAモズレー会長、FOTAに歩み寄りより)
FIAは、エントリー最終期限の延期とコスワースエンジンのパワーダウンについては拒否したが、他の部分については改訂することを示唆しているようです。

FOTAへのFIAの返答内容の概要は以下の通り、
  • 昨年合意された2010年規約を受け入れてほしい。その後、統治条項に従って、必要な部分の修正をする
  • 選手権の2層化はせず、可変ウイング、ギアボックス規約、テスト制限は2009年シーズンのまま。タイヤウォーマーは継続、4WDマシンは禁止
  • コスワースが供給するエンジンのデチューン(性能を落とす)は認められない。コスワースは2006年規約を認めるだろう
(F1キンダーガーテン : FIAモズレー会長、FOTAに歩み寄りより)
コンコルド協定の改訂については、今からの議論となると時間がかかりすぎるため拒否。
1998年コンコルド協定受け入れ合意がなされた後、新コンコルド協定の話を行うことを提案しています。

この妥協案をFOTAが飲み、サイン入りの書簡を返却すれば正規エントリーとしてみなされるようです。
FOTAの対応が待たれるところです。

10:24追記
モズレーは、2011年には4,500万ユーロに引き下げる条件で、来年のコスト上限を1億ユーロにすることを認めると明言した。

マックス・モズレー、FOTAの妥協案へ歩み寄りの姿勢 【 F1-Gate.com 】
F1キンダーガーテン : FIAモズレー会長、FOTAに歩み寄り
マックス・モズレー、FOTAに妥協案を説明 : F1通信
モズレーFIA会長、FOTAの締め切り延期要望を拒否: FMotorsports F1

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