レッドブルの最新の会計報告によると、2007年の支出は最高額に達した。プライベータで撤退の可能性があるチームがあるとは聞いていましたが、レッドブルだったようです。
レッドブル・レーシングとトロ・ロッソのマシンを設計・製造するレッドブル・テクノロジーの総コストは、前年比22%増の1億3,030ポンド(約178億円)で、これは英国F1チームの支出で3番目に高額となる。
それに対し、スポンサー収入はわずか1,025ポンド(約14億円)に留まり、支出の大半はレッドブルが負担した。
レッドブルは既に、レッドブリテンやフォーミュラ・ウナなどのF1贅沢費を削減することを明らかにしている。
(レッドブル、F1撤退の可能性 【 F1-Gate.com 】より)
トロ・ロッソを買収したのも、両チームをまとめて売却するためではないかという推測がなされているようです。
ちなみに、フォース・インディアのヴィジャイ・マラヤ氏の個人資産もかなり目減りしたようです。
プライベーター勢にしてみれば、かなり厳しい状況になっているようです。
以前、ロン・デニスは
「F1は驚くほど儲からない業種」
だといったことがあります。
費用は湯水の如く消費するが、儲けは殆どなし。
「ハイリスク・ローリターン」
「好きでなければ続けられないけど、好きなだけでも続けていけない」
キットカーと呼ばれていた古き良き時代は去り、まさしくチーム経営/運営の才がなければすぐに瓦解してしまう。
経済がそこそこ調子がよければいいのでしょうけど、今回のような世界的な金融不況となれば厳しい状況になってしまう。
そんな状態から脱却を図りたいのがFIAのスタンダードエンジンを含めたコスト削減案なんでしょうけどね。
#FIAはDFV全盛の時代に戻したいんでしょうね
にしても、カナダGPがカレンダーから漏れ、フランスGPの開催がキャンセルされ、ホンダが撤退を表明。
レッドブルも撤退の可能性が浮上と、とんでもないシーズンオフとなっています。
F1というモータースポーツが存続できるかどうかの瀬戸際に来てるような気がしますね。
レッドブル、F1撤退の可能性 【 F1-Gate.com 】
F1通信:レッドブル、ホンダに続いてF1撤退か
Technoratiのタグ : F1 , レッドブル , ホンダ , 撤退
0 件のコメント:
コメントを投稿