マイクロソフト、ネットブック向けWindows 7はアップグレード推奨

非常にマイクロソフトらしい提案ですなぁ・・・。

ネットブックに搭載されるWindows 7ですが、Starter Editionという最下層のバージョンになりそうとのこと。
このStarter EditionはOEM専用で非常に安価な代わりに、同時に3つのアプリケーションしか動作しないという制限がついてます。
メーカーは使えないStarter Editionをやめて、高価な他のEditionを採用し価格が高くなる。
んでもって、ネットブックというカテゴリーがそのまま衰退してしまうのではないかという懸念がでてきてるワケです。

そこでマイクロソフトは、以下のような提案をしてくるようです。
マイクロソフトは待ってましたとばかりに「上位エディションへのアップグレード」を用意しています。
マイクロソフトのWindowsビジネス担当ディレクター Parri Munsell氏によると、Starter Editionは上位エディションの機能をあらかじめ含みつつ無効にしているため、希望者はわずか数分でアップグレードが可能とのこと。
つまりあえて制限の多い(ライセンスの安い) OSを使わせて、「希望者には」アップグレードをすすめて収益確保という作戦です。
肝心のアップグレード料金やOEM向けの価格体系(たとえば「上位エディションのネットブック割引」など)はまだ不明。

もっとも JPMorgan Chase & CoのアナリストJohn DuFucci氏のように、わざわざ安いPCを選んで買う人がOSにまたお金を払うだろうか、と悲観的なコメントもあります。
同時起動アプリ「3つ」の数え方にもよりますが、いずれにせよ好調なネットブック市場に変化をもたらすことは避けられません。
ひとつ確実なのは、動作環境確認担当の皆様にはまたつらい未来が待っているということです。
(マイクロソフト、ネットブック向けWindows 7はアップグレード推奨より - engadget日本版)
ってことです。
マイクロソフトは収益が伸び悩んでいるようで、安価に提供しているWindows XPが足を引っ張っているようです。
ネットブックからどうやって利益を出そうかと悩んだ結果の処置ですかねぇ・・・。

価格と手間次第ですね。
今のところStarter Editionがどれくらい使えないのかもはっきりしていないんでなんともいえませんが。

にしても、いやらしいなぁ

マイクロソフト、ネットブック向けWindows 7はアップグレード推奨 - engadget日本版

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