各チームのテクニカル・ディレクターが揃って指摘するのが、ディフューザー(排気管の開口部)の処理だ。今のところ、FIAは「合法と言える」という見解を示していますが、FIAには詳細な抗議が届いているようです。
レギュレーションではこうしたものがマシンのエアロダイナミックスなどに影響を与えることを禁止しているが、マシンによってはこの処理に疑問が投げ掛けられているものが複数あって、テストの段階から疑義を呼んでいたもの。
これについてはFIAも問題があることを認めていて、
「もしこうしたマシンが表彰台に上がることになれば、他チームから抗議が出され、大きな騒動になるかも知れない」
と、不安を隠していない。
噂では、トヨタ、ウィリアムズ、そしてブラウンGPらのマシンが標的とされているとのことだ。
(FMotorsports F1: 開幕戦、レース結果次第では『抗議合戦』もより)
マックス・モズレーFIA会長曰く、
「難しい状況だ。ということで、初戦からグダグダな結果になる可能性があります。
このままではオーストラリアGPはフェアなレースではなくなってしまいかねない。
オーストラリアでは、この問題が激化するだろう。当たり前だが、不利なレースを強いられたチームは異義申し立てをするだろう。
そうなったら、あとはスチュワード(レース審査員団)に合法・非合法が判断され、さらにFIA国際控訴裁判所の判断にゆだねられることになるだろう」
(F1キンダーガーテン : モズレー会長、開幕戦でのディフューザー問題を懸念より)
FIA,FOM,FOTAの3つ巴の対立以外にFOTA内でも揉め事が発生する要因となってしまうのでしょうか・・・。
ゴタゴタがあるのはF1の常ですが、新しいレギュレーションで臨むシーズンだけに、すっきりと結着して欲しいところやね。
F1キンダーガーテン : モズレー会長、開幕戦でのディフューザー問題を懸念
FMotorsports F1: 開幕戦、レース結果次第では『抗議合戦』も
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