FIAの規定によると同時に2チームを越えてエンジンを提供することを認めていないようです。
メルセデス・ベンツはマクラーレンとフォース・インディアに供給しているので、通常であればホンダへの供給は不可能というわけです。
フォース・インディアのチームオーナー、ヴィジャイ・マルヤは2日ヘレスでの合同記者会見でヴィジェイ・マルヤがちゃんと空気を読んでくれたようです。
「FIA規約によると、エンジンメーカーは2チームにしか供給できないという。
メルセデスについては、供給先はマクラーレンとフォース・インディアである。
しかし、元ホンダチームをグリッドに並べるために、メルセデスは特別に1年だけこれを免除されてエンジンを供給することを認められると理解している」と述べた。
「これに反対することもできたが、F1の利益になるのでそうしなかった。
誰だってチームの消滅など見たくない。
残念ながらスーパーアグリが昨年撤退したが、さらに1チームが撤退するのはF1にとってよくないと思う」
(メルセデスとホンダの契約にはマルヤの承認が必要だった:F1通信より)
よかったよかった。
ロス・ブラウンはマルヤに感謝ですねぇ。
#これがフェラーリエンジンやったら、どうなってたか(笑)
ってか、こんな規定があったんですねぇ・・・。
今年のエンジン状況は、
メルセデス - マクラーレン、フォース・インディア、旧ホンダF1ってなことになるわけですな。
フェラーリ - フェラーリ、トロ・ロッソ
ルノー - ルノー、レッドブル
トヨタ - トヨタ、ウィリアムズ
BMW - BMWザウバー
この規定って、どっかのワークスチームが撤退してしまうと、回らなくなってしまうような気がするなぁ・・・。
#ルノー、トヨタ、BMWは撤退のハナシがチラホラ・・・
回避するには、「BMWとの契約」か「ホンダエンジンの継続使用」の二択なわけやし。
いままで外部にエンジン供給していなかったBMWにいきなりエンジン供給ってのも無理な話でしょうしね。
来年以降のコスト削減案でこのあたりは改訂されるでしょうね。
メルセデスとホンダの契約にはマルヤの承認が必要だった:F1通信
フォース・インディア、メルセデスと旧ホンダの契約を承認 【 F1-Gate.com 】
Technoratiのタグ : F1 , ホンダ , フォース・インディア
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