[F1]FIA、2010年には更なるコスト削減を

FIAは更なるコスト削減をめざし、スタンダードパーツの導入を検討してるようです。

これまで伝えられたエンジンやギヤボックスだけでなく、ホイールやブレーキシステム、サスペンションなどマシン・ハードの多くの部分について標準部品(スタンダードパーツ)の導入を義務付けようというもの。

FIAはF1の参戦コストを現在の推定年間3億ユーロ(約345億円)から、自動車メーカー系チームについては1億ユーロ(約115億円)に、また独立系のプライベート・チームについては5千万ユーロ(約57億5千万円)程度まで縮小したいとしていて、今後2週間以内に詳細な案を策定するという。

ただこの実現にはF1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)の同意が不可欠である一方、技術開発の促進を損なうとしてメーカー系チームが反発することが考えられる。
(FMotorsports F1: FIA、2010年にはさらなるコスト削減実現へより)

まぁ劇的なコスト削減を行うのであれば、これくらいのことは行わないといけないでしょうなぁ。
ここまでやってしまうと、F1である意味がなくなってしまうような気がするけどね。
事態が切迫してるのはわかるけど、ある程度の技術競争は必要だと思うけどね。

ルノーのチーム代表フラヴィオ・ブリアトーレは、コスト抑制を強く主張しているが、段階的な削減プロセスを求めている。
「2012年までにコストを60％削減することは可能だと思う。
エンジニアではなくファンのためのF1が必要だ」
(F1、2010年までに抜本的なコスト削減へ:F1通信より)

コスト削減も大事だとは思うけど、F1を見ているファンのことも考えてほしいところです。
難しいでしょうけどね。

FMotorsports F1: FIA、2010年にはさらなるコスト削減実現へ
F1、2010年までに抜本的なコスト削減へ:F1通信
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