[F1]FIA、メダルシステムを採用した場合のタイトル結果を発表

FIAは、話題(と失笑)を呼んだメダルシステムについて、その試算について分析、結果を公表しました。
これは、F1チャンピオンシップを現在のようなポイントによるものではなく、オリンピックのようにレースで優勝したドライバーに金メダル、2位に銀メダル、3位に銅メダルをそれぞれ授与するというもの。

この結果、ドライバーはタイトル獲得に向けて優勝を目指して凌ぎを削ることになり、よりエキサイティングなものになるという。
現在のシステムでは、昨年の最終戦のように5位狙いでOKというような場面が繰り返されたからだ。

今回の試算により過去のチャンピオンシップを見直してみると、59回中22回は同じトップ3となるものの、残りの37回ではチャンピオンシップの結果が変わることが明らかとなった。 さらにこのうちの13回については世界チャンピオンも変わってしまうことになる。
(FMotorsports F1: FIA、メダルシステムでのタイトル結果を試算より)
ってなことで、13の事例は以下の通りです
(左側がメダルシステムによるチャンピオン、カッコ内が実際のチャンピオン)
1958年 スターリング・モス(マイク・ホーソン)
1964年 ジム・クラーク(ジョン・サーティース)
1967年 ジム・クラーク(デニー・ハルム)
1977年 マリオ・アンドレッティ(ニキ・ラウダ)
1979年 アラン・ジョーンズ(ジョディ・シェクター)
1981年 アラン・プロスト(ネルソン・ピケ)
1982年 ディディエ・ピローニ(ケケ・ロズベルグ)
1983年 アラン・プロスト(ネルソン・ピケ)
1984年 アラン・プロスト(ニキ・ラウダ)
1986年 ナイジェル・マンセル(アラン・プロスト)
1987年 ナイジェル・マンセル(ネルソン・ピケ)
1989年 アイルトン・セナ(アラン・プロスト)
2008年 フェリペ・マッサ(ルイス・ハミルトン)
(Formula 1 関連ニュース: FIAのメダルシステム分析 - GPUpdate.net Formula 1より)
私はメダル制には反対です。
そんなに勝利にこだわりたいのであれば、有効ポイント制(Wikipedia)を復活させたらいいんじゃないでしょうか。
1988年の結果では、ポイントをたくさん獲得したアラン・プロストではなく、勝利を重ねたアイルトン・セナがチャンピオンになったしね。

Formula 1 関連ニュース: FIAのメダルシステム分析 - GPUpdate.net Formula 1
FMotorsports F1: FIA、メダルシステムでのタイトル結果を試算
有効ポイント制 - Wikipedia

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