[F1]ミシュラン、F1復帰はまだ決定していない

ミシュランは2011年からF1に復帰することを検討しているようです。
ただ決定に至っておらず、他にもFIAに対して注文もあるようです。

先週末のセパンでは、チーム代表がバーニー・エクレストンを交えて、ブリヂストンが公式サプライヤーをやめたあと、どうするかについて長時間話し合っており、ミシュラン復帰の噂が勢いを増した。

ミシュランは、2006年末ブリヂストンとの激しいタイヤ戦争のあと、F1が単独サプライヤーを義務づけることに憤慨してF1から撤退した。

マレーシアでの噂によると、ミシュランは来年復帰するための支払いを求めており、ホイールハブの直径を13インチから18インチに変更することに賛成し、競合するライバル・サプライヤーを歓迎するという。

2月、同社のスポークスマンは、ミシュランは「復帰を検討してもよいが、非常に明確な条件がある」と語っていた。

そして最新の報道を受け、ミシュランの代表者はフランスの日刊紙 "Le Figaro" に「決断を下していない」と語った。

「しかし、我々は製品の技術的品質と環境配慮の概念を促進するべくコミットしているので、規約の進展を注意深く監視している」
(ミシュラン、2011年F1復帰をまだ決定していない : F1通信より)

ということで、

1. 代金が支払われること
2. ホイールハブの直径を18インチにすること
3. 競合するライバル・サプライヤーを迎え入れること

というのがミシュランの条件のようです。
1,2に関しては問題ないと思われますが、3に関しては微妙ですよね。
ワンメイクにすることで

1. 技術開発費の高騰を抑えることができる
2. タイヤという地味だが重要なファクターでレースができるだけ左右されないようにする

というメリットを享受できるわけです。
ある種チーム戦という側面があるF1にとって、(見てる側にとって非常にわかりにくい)タイヤの良し悪しで成績が左右されてしまうということを避けたいということもあるようです。
まぁ、それを含めてのパッケージングだといわれてしまえばそれまでなんですけどね・・・

もし、ミシュランの要求がすべて受け入れられたとしたら、名乗りをあげているといわれている、韓国系メーカー(クムホ?、ハンコック?)は参戦してくるのでしょうか。

ミシュラン、2011年F1復帰をまだ決定していない : F1通信
ミシュラン 「F1復帰はまだ未決定」 【 F1-Gate.com 】
F1キンダーガーテン : F1復帰噂のミシュラン「まだ決定は何も下していない」
ミシュラン、来季にF1復帰するか“決定していない” | ミシュラン | F1 TopNews