AMD、薄型ノート向けプラットフォームを正式発表

AMDは「Yukon」と呼ばれていた薄型ノートPC向けプラットフォームを正式に発表しました。

AMDは、コードネーム「Yukon」と呼ばれていた超薄型ノートブックPC向けプラットフォームを正式に発表、その中核をなすプロセッサとして「AMD Athlon Neo Processor for Ultrathin Notebooks」(以下Athlon Neo)を発表した。
実質的に、Intel Atomプロセッサや、VIA Technologies Nanoプロセッサに対抗する製品と目されている。
(Atom/Nanoに対抗する超薄型ノート向けプロセッサ「AMD Athlon Neo」発表 | パソコン | マイコミジャーナルより)

小難しい話はよくわかりませんが、対Atom,VIA Nanoということになりそうです。

現時点では「Athlon Neo MV-40」が発表されており、高さがわずか2.5mmということなので、薄型ノートPCにはもってこいということになりますね。
また廉価版と目される「AMD Sempron Processor for Ultrathin Notebooks」も「200U」「210U」の2製品が公開されています。

チップセットはAMD 690Eが利用されるようで、

AMD M690EにはDirectX 9.0対応のグラフィックス機能「ATI Radeon Xpress 1250」が統合されているほか、オプションとしてより高性能な外部GPU「ATI Mobility Radeon HD 3410」も組合せ可能とされる。
(Atom/Nanoに対抗する超薄型ノート向けプロセッサ「AMD Athlon Neo」発表 | パソコン | マイコミジャーナルより)

これは面白い製品が世に出てきそうな雰囲気ですねぇ。
仮にＣＰＵが非力だとしても、GPUがあれば3Dやらブルーレイやらが過不足なく動作しそうです。

ちなみに最初のＡthlon Neo搭載PCは「HP Pavilion dv2」。
12.1インチディスプレイ、1.8Kg未満とのこと。

持ち運ぶにはきついけど、据え置きならば問題なさそうです。
米国の価格で699ドルからとのことで、4月に発売予定とのこと。

Atom/Nanoに対抗する超薄型ノート向けプロセッサ「AMD Athlon Neo」発表 | パソコン | マイコミジャーナル
米HP、AMD CPU搭載の12.1型ワイド/13.3型ワイドノート | パソコン | マイコミジャーナル
AMD、超薄型ノートPC向けのプラットフォーム「Yukon」を正式発表：Enterprise：RBB TODAY (ブロードバンド情報サイト) 2009/01/07
AMD、Atom対抗の薄型ノート向けプラットフォーム：ITpro

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