チームの売却先の目安としては、
ロス・ブラウンは、ホンダレーシングの買い手探しにおいてはチームの従業員の職を救うことが最優先で、そのためには自らがチーム代表の座を降りてもよいと述べている。この不況下において解雇となれば、再雇用はなかなか難しいと思われます。
チーム幹部であるロス・ブラウンとニック・フライは、今月末までに契約がまとまることに大きな望みをかけ、買い手候補との交渉を進めている。
関心を示している団体の身元はまだ明らかにされていないが、ブラウンは、高い売値や自身の残留ではなくホンダレーシングのスタッフの将来を確保することを目指していると明言した。
(F1通信:ロス・ブラウン 「スタッフ救済が最優先」より)
また、売値よりもチームとして存続できるような所を求めているようです。
エンジンについては、
ブラウンはまた、カスタマー・エンジンの供給を求めてフェラーリにアプローチしたことを認めた。ホンダがエンジンを提供しないとなると、フェラーリしか選択肢はないでしょうね。
「ホンダはすでにエンジンを供給しないといっている。だからフェラーリに連絡をした」
「まだサインはしていないが、ルカ・ディ・モンテツェモロ会長とステファノ・ドメニカリからのサポートを本当にありがたく思っている。同級生のようなものだ。彼らはまだわたしのことを仲間のひとりとして見てくれている」
(F1通信:ロス・ブラウン 「スタッフ救済が最優先」より)
フェラーリもフォース・インディアとの契約がご破算になったので、渡りに船ではないでしょうか。
#フェラーリも予算的には厳しい状況でしょうしね。
参戦の可能性については、
クリスマス時期に大きく取り上げられたメキシコ人実業家のカルロス・スリムがチームを買収しようとしているという噂は的外れであると繰り返した。やはり、ギリシアの海運王、アギレアス・カラキス氏が大本命なんでしょうか。
「噂の紳士が我々を訪れたことはないし、チーム買収に関心を示したこともない」 しかし、期日までにチームが買い手を見つける可能性について、ブラウンは「可能性は非常に高い。本当に楽観視している」と述べた。
(F1通信:ロス・ブラウン 「スタッフ救済が最優先」より)
ブラウン氏は、違うエンジンを搭載するための改造期間は6週間以上かかると見ており、1月中にかたが付けば間に合うと踏んでいるようです。
ただ、初期ではかなりの苦戦を強いられるのは間違いないでしょうけど。
いずれにせよ、早い内になんらかの発表を行ってほしいところです。
FMotorsports F1: ブラウン代表、古巣フェラーリにエンジン供給要望
F1通信:ロス・ブラウン 「スタッフ救済が最優先」
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