これは、autosport.comが報じたもので、買収を断念した最大の理由は、様々なコスト削減案が組み込まれつつある現在も、F1で勝つためには膨大なコストがかかることが、リチャーズをF1復帰から遠ざけることになったとしている。前の記事でも書きましたが、エンジンがネックになっているようです。
リチャーズは、木曜日に行われたオートスポーツ・インターナショナル・ショーのステージで、
「F1に復帰するには、勝てる競争力があること、また、経済的にチームを運営することが条件だ。
F1は様々なコスト削減案を取り入れ始めているが、今はまだこれが機能していない。
今、私がF1に戻る適切な時期なのか確信がもてないでいる」と語った。
(F1キンダーガーテン : リチャーズ、ホンダ買収見送りへより)
リチャーズが退場する代わりに、驚くべき人物が名乗りを上げたようです。
その名は「ニック・フライ」。ホンダF1の社長です。
ギリシャの海運王アキレアス・カラキスを含むさまざまな候補者が手続きの内容に不満を示したことから、フライ自身の関与が浮上した。様々な費用(2009年の参戦料、いままでの設備投資費用など)は既にホンダが支払っているので、新たに払う必要もないし、損失補填額として1億ドル程度の支払いは覚悟してるようです。
報じられるところによると、買い手候補は資金力のあるオファーに対するなまぬるい反応に苛立ったという。
交渉が進展しないことにがっかりした買い手候補がさらに問い合わせると、フライの自社株買収の試みを告げられたという。
7日フライはこの噂に対するコメント要請に答えなかった。
(F1通信:ニック・フライ、ホンダF1チームを買収かより)
買収費用と今後数年参戦できるだけの資金を確保しなければいけませんが、
「アースドリーム」のコンセプトによる増収に失敗しているため、フライの売り込みは困難である。倫理感を通じたスポンサーシップ獲得というホンダレーシングの革新的なイニシアチブは自動車販売の世界的不振により相殺され、最終的に東京本社に対する最後の一撃になってしまった。ということで、彼が買収することもなさそうな雰囲気です。
(F1通信:ニック・フライ、ホンダF1チームを買収かより)
ウワサどおり、ギリシアの海運王、アキレアス・カラキス氏を中心に話がすすんでいくと思われます。
遅々として進んでいないようですが、そうこうしているうちにシーズン開幕は近づいています。
本当に早い内に売却交渉がまとまって欲しいものです。
F1キンダーガーテン : リチャーズ、ホンダ買収見送りへ
デビッド・リチャーズ、ホンダF1買収を断念 【 F1-Gate.com 】
F1通信:デイヴィッド・リチャーズ、ホンダF1買収を断念
F1通信:ニック・フライ、ホンダF1チームを買収か
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