オランダの金融会社のINGは、F1のスポンサー費用を大幅に削減することを発表した。但し、2009年のルノーへの支援、開幕戦オーストラリアGPの冠スポンサーは務めるとのこと。
世界的な金融危機の影響により、同社は2008年の売り上げが1億ユーロの赤字となる見通しだ。
ルノーのタイトルスポンサーでもあるINGは、全世界で7000人を解雇することを月曜日に発表した声明文の中で明らかにし、2009年はコスト削減の一環としてF1に費やす費用を削減することを発表した。
(Formula 1 関連ニュース: ING スポンサー費用を大幅削減 - GPUpdate.net Formula 1より)
ルノーとの契約は2009年が最終年。
昨今の状況からみると契約の延長は難しいでしょうね。
INGにとって今年はルノーに対する3年間のスポンサーシップの最後の年であり、同社はプログラムを最後まで継続することを認めた。現在の契約が終了すれば、金融系の会社が次々と姿を消していきそうです。
INGのプログラムを担当しているイザベル・コナーは、F1スポンサーシップは同社にとって稼ぎ頭であると繰り返し述べていた。
INGはF1プログラムにシーズンあたり1億ドル(89億円*)を使っている。
そのほぼ半額がルノーのスポンサーシップ、残りがレースのスポンサーシップに向けられている。
F1のスポンサーシップ契約では通常、スポンサーは複数年の契約を結び、契約終了前に撤退する場合は法外な違約金を支払わなければならない。
そのため、F1は他のスポーツやイベントに比べ、現在のような経済状況においても有利な立場に立っている。
またINGは26日、同社のミッシェル・ティルマンCEOが辞任すると発表した。ティルマンはF1ファンである。
(F1通信:ING、F1プログラムを見直しへより)
タバコマネー、金融マネーを失って今、F1は何処によりどころを見つけるのでしょうか。
太古の昔に回帰して、金持ちの道楽になるんでしょうかねぇ。
Formula 1 関連ニュース: ING スポンサー費用を大幅削減 - GPUpdate.net Formula 1
FMotorsports F1: 『ING』、やはりスポンサー活動縮小へ
F1通信:ING、F1プログラムを見直しへ
オランダ:金融大手・ING、1200億円の赤字転落へ - 毎日jp(毎日新聞)
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