FOTA(Formula One Teams Association)は、F1の新たなポイント獲得システムやチーム運営コストの削減など独自案を明らかにしました。
FIAの改革案とは全く関係ないとのことなので、FIA vs FOTAが始まるかも知れませんな。
大きいところではポイントシステムの変更ですな。
風洞については、60%モデルと最高速度秒速50mに制限されます。
エンジンについては既報通りに年間8基。
回転数を18,000rpmに抑えて、エンジン寿命を延ばしコスト削減を図るようです。
「シーズン中のシャシー、ボディワーク、空力開発反復数(ホモロゲーション)を特定する」というのは、年間のパーツ数、アップデート回数を制限するということ。
他にもイロイロと変わっていくようです。
この改革案全てをFIA,FOMが受け入れるかどうかは分かりません。
ただ、良い方向へ進むための議論であればどんどんやってほしいですね。
FOTA、F1計画発表: 詳細:F1通信
Formula 1 関連ニュース: FOTA 更なるコスト削減や新ポイントシステムを提案 - GPUpdate.net Formula 1
FOTA、F1計画発表 - コスト削減をさらに推進:F1通信
F1キンダーガーテン : FOTA、F1改革案を発表。独自路線でFIAに対抗か
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Technoratiのタグ : F1 , FOTA
FIAの改革案とは全く関係ないとのことなので、FIA vs FOTAが始まるかも知れませんな。
ジュネーヴでの会議のあと、コスト抑制を目的としたいくつかの対策を導入することにより、安価なF1を推進しつづけることに全チーム代表が同意した。FOTAが発表した案はテクニカル、スポーティング、コマーシャルの3つに分かれています。
5日の記者会見において、チームは早速いくつかの技術領域においてコスト削減プログラムを実施することに同意したと述べた。
(FOTA、F1計画発表 - コスト削減をさらに推進:F1通信より)
テクニカルかなり具体的になってきました。
2009年シーズン2010年シーズン
- エンジン毎のマイレージを100%以上上昇させる(ドライバーはシーズン中に8機のエンジンを使用する)
- 風洞とCFD(計算流体力学)の使用を制限する
- エンジンは各チームのドライバー1人につき800万ユーロとする
スポーティング
- エンジンは各チームのドライバー1人につき500万ユーロとする
- ギアボックスは各チームのドライバー1人につき150万ユーロとする
- KERSの一本化(各チームのドライバー1人につき100万~200万ユーロを目安として入札を行う)
- 2009年の空力開発費用をさらに50%削減する
- シーズン中のシャシー、ボディワーク、空力開発反復数(ホモロゲーション)を特定する
- 広範囲に渡る非標準型、金属製、複合素材の物質の禁止
- テレメトリーや無線の一本化
2009年シーズン2010年シーズン
- テスト制限(50%)
- グランプリウィナーに圧倒的な差や利益を与えるための新たなポイントシステム(12、9、7、5、4、3、2、1)の導入
- レース開始時の燃料搭載料、タイヤスペック、給油データの公開
コマーシャル
- 新たな予選フォーマットの提言を公約
- 根本的なポイント獲得システムの可能性(例:コンストラクターズチャンピオンシップポイントが最速のレースピットストップに還元するなど)
- 更なるテスト削減(プレシーズン中は1台のクルマにつき4日間のテストが4回、更にプレシーズン中に1台のクルマにつき1回のシェイクダウン)
- 決勝レース期間の削減(250kmまたは最大で1時間40分、広告権利者の承認は未定)
2009年シーズン2010年シーズン
- メディアに対するデータ供給の増大
- 観客との関わりが劇的に改善されたテニスやクリケットに共通しているように、F1活動の公開手段の模索をより情報的でダイナミックなものにする
- グランプリ期間中に所定のチーム広報がテレビ出演することを許可する
- チームやFOTAのウェブサイトを通した消費者経験の強化
- グランプリウィークエンド中のドライバーによるサインセッションの義務化
(Formula 1 関連ニュース: FOTA 更なるコスト削減や新ポイントシステムを提案 - GPUpdate.net Formula 1より)
- テレビを通した消費者経験の強化
大きいところではポイントシステムの変更ですな。
10-8-6-5-4-3-2-1 : 現行優勝者と2位に3ポイント差、3位と4位が2ポイント差となり、表彰台の価値が上がった格好になります。
12-9-7-5-4-3-2-1 : 変更後
風洞については、60%モデルと最高速度秒速50mに制限されます。
エンジンについては既報通りに年間8基。
回転数を18,000rpmに抑えて、エンジン寿命を延ばしコスト削減を図るようです。
「シーズン中のシャシー、ボディワーク、空力開発反復数(ホモロゲーション)を特定する」というのは、年間のパーツ数、アップデート回数を制限するということ。
他にもイロイロと変わっていくようです。
この改革案全てをFIA,FOMが受け入れるかどうかは分かりません。
ただ、良い方向へ進むための議論であればどんどんやってほしいですね。
FOTA、F1計画発表: 詳細:F1通信
Formula 1 関連ニュース: FOTA 更なるコスト削減や新ポイントシステムを提案 - GPUpdate.net Formula 1
FOTA、F1計画発表 - コスト削減をさらに推進:F1通信
F1キンダーガーテン : FOTA、F1改革案を発表。独自路線でFIAに対抗か
FMotorsports F1: FIAと全面対決? FOTAが独自の新F1システム提言
Technoratiのタグ : F1 , FOTA
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