ただ、姫路城だけってのもなんなので、姫路駅から姫路城の間の神社でも巡ってみることに。
行った順番は、お菊神社、十二所神社→長壁神社→姫路城→護国神社→射楯兵主神社(総社)の順です。
まずはお菊神社です。
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十二所神社は、十二所線沿いに鎮座されています。
その十二所神社の摂末社として、お菊神社があります。
播州皿屋敷の怪談話で有名なお菊(菊姫命)を祀ってある神社です。
"お菊神社 由緒"をそのまま書き写すと、
お菊神社 由緒播州皿屋敷で有名な井戸は姫路城で見ることができます。
祭神 三菊大明神 菊姫命
播州皿屋「お菊物語」の菊女は姫路二代目城主(当時姫路城は二層)小寺則職(こでらのりもと)の
奥女中として仕え、主君則職若くして病床に伏し、菊女病気平癒
祈願のため、当十二所神社に参籠し、心願叶い則職全復す。
病気全快に事よせて、悪家老青山鉄山は町ノ坪弾四郎等一味と語り、
天正二年(一五〇五年)増井山に観桜の宴を催し、則職に鳩毒を盛った酒を勧め、
主家を横領せんとしたが、お菊の内通により衣笠靱●(刀に貝)介等忠臣の知る
ところとなり、危うく難をのがれ則職は、家島に檬(こも)り再起を計る。
主家を横領した鉄山は、小寺家の家宝「赤絵の皿」十枚に珍味を盛り
祝杯を上げた。皿の管理を命ぜられた菊女は、弾四郎の奸計により
皿一枚をかくされ、皿改めの場に引き出され、日夜はけしい折檻を受け、
古井戸に吊され、二十一才の妙令を一期に無惨最后を遂げました。
菊女の霊は、主君則職を家島より導き、青山鉄山・町ノ坪弾四郎
等、悪の一味を滅亡し本懐を遂げました。
小寺加賀守則職は菊女の忠節に感じ、信徳のあつき十二所神社の
境内に祠を建て、霊をまつりて、ねんごろに慰めたと云う。
御祭神は、水と皿にごえんがあり、御婦人・水商売・陶器の
守護神として、悩み事、願い事にご利益があります。
御祈念、月詣、日詣を勤め、願意・願望叶えば皿一枚に
御記名の上、奉納してください。
拝殿
本殿
十二所神社の摂末社ということですが、立派な佇まいです。
瓦には三つ巴紋ですね。
ボケボケですが、猫に反応してしまいました。
本殿横で気持ちよさそうにしていました。お菊さんとお話をしてるのかもしれませんね。
十二所神社に向かう参道に、藤棚が
あぁ、花が咲いてるときにくるべきでしたね。
次は十二所神社です。
20090823-姫路神社めぐり |
皿屋敷 - Wikipedia
十二所神社 (姫路市) - Wikipedia
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