[F1]サイファー、ARTグランプリも参戦申請をすませたようです

13番目のチーム枠争奪戦が激しくなってきました。
今のところ、エプシロン・ユースカディ、デュランゴ、ステファンGPがエントリー申請を行ったことを発表していましたが、新たに2チームが名乗りを挙げていたようです。

まずはアメリカのサイファーグループです。

サイファーは、「F1経験のあるエンジニア、デザイナー、ビジネスマン」を確保しており、「アメリカを拠点に成功できるF1チームを創設」することが目標だとしている。

またサイファーは、短時間でチームを創設することが「非常に困難な挑戦であることを認識している」とも語り、そのため「クルマの多くの部分で”一流のメーカーによる”パーツを利用する」とも発表している。

「この戦略を進めるため、サイファーは既存のF1マシン製造者や、パーツ製造者と連絡を取り合っている」

サイファーは、「必要になると思われる予算をきちんと確保してから」正式なエントリーを行うとしており、まだ正式なエントリー申請は行っていないことも明かした。

「アメリカや、ファン、そしてわれわれ自身に恥をかかせようとしているのではない。われわれは、アメリカにふさわしい挑戦を行いたいと思っているだけだ」とサイファーは加えた。
(アメリカのサイファーグループ、2011年F1参戦を目指す | F1 | F1TopNews: F1トップニュース - F1Live速報2010より)

ということUSF1の悲劇を繰り返さないようにじっくりといくようです。
ただ、USF1が参戦できなかったことでアメリカのイメージが悪くなっているだけに、微妙かもしれませんねぇ・・・。
でも北米大陸という巨大なマーケットを取り込みたいと思っているでしょうから、芽はあるかもしれません。

次はフランスのARTグランプリです。

チームは現在GP2、GP3、フォーミュラ3など、各種のシリーズに参戦しており、全シリーズで成功を収めているが、なかでもGP2では3度チーム・チャンピオンシップで優勝し（2005年、2006年、2009年）、ニコ・ロズベルグ、ルイス・ハミルトン、ニコ・ヒュルケンベルグなどもこのチームで優勝を果たしている。

チーム代表のフレデリック・ヴァサーは、フランスの "Auto Hebdo" に、FIAに2011年シーズン参戦を申請したと語った。

「そう、2011年F1ワールドチャンピオンシップに参戦するという申請書をFIAに提出した」

「4月15日までに申請しなくてはならなかった。そしてFIAは7月1日までに返答することになっている。
それまでに技術・財務情報ファイルを完成しなくてはならない。そのため、この件を発表しなかった」
(ARTグランプリ、2011年F1参戦を申請 : F1通信より)

ARTという名前を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
参戦している全てのカテゴリで成功を収めているってのはいいアピールポイントかもしれません。

FIAからは申請を行ったチームに関する発表はありませんが、これで声明を発表したのは5チームです。
参戦を表明した5チームはロータス、HRT、ヴァージンの苦戦を目の当たりにしてるわけですから、しっかりとした体制で望んでほしいですね。
また、USF1の二の轍を踏まないように財政的にも安定したトコロを選んで欲しいですね。

アメリカのサイファーグループ、2011年F1参戦を目指す | F1 | F1TopNews: F1トップニュース - F1Live速報2010
サイファーグループ、F1参戦を目指す 【 F1-Gate.com 】
サイファーグループ　Ｆ１参戦を狙う - Formula 1 関連ニュース - GPUpdate.net
F1参入を目指す新たなアメリカ系チーム | Formula 1 | F1ニュース | ESPN F1
F1デビューを目指す新たなアメリカチーム : F1通信

ARTグランプリ、2011年F1参戦を申請 : F1通信
ARTグランプリ、2011年のF1エントリーを申請 【 F1-Gate.com 】
ＡＲＴグランプリ　来季Ｆ１へのエントリーを申請 - Formula 1 関連ニュース - GPUpdate.net