なんやらヨサゲなモノが発見されたようですですなぁ。
おしろいの原料や光触媒として広く使われている酸化チタン類に着目。
チタン原子3個と酸素原子5個が結合した「五酸化三チタン」のナノ結晶(粒径8~20ナノメートル、ナノは10億分の1)を作り、性質を調べた。
この結晶は、電気を通しやすい黒色の粒子で、紫外線-近赤外線に相当する波長のレーザー光を当てたところ、結晶構造が変化し、電気を通しにくい半導体的な性質に変わった。
その逆の変化が起きることも確かめた。
最も一般的な「二酸化チタン」のナノ粒子を、炉内に水素を吹き込みながら加熱することで、この結晶を簡単に作る方法も開発した。DVDやブルーレイディスクには、ゲルマニウムなどレアメタル(希少金属)の合金が使われている。
今回発見した金属酸化物は、価格が約100分の1で安全性も高い。
光記録材料として使えば、ほぼ同じ強さの光でブルーレイディスクの約200倍の情報を記録できるという。
(<光記録媒体>新素材発見 ブルーレイの200倍情報記録も (毎日新聞社) | エキサイトニュースより)
おぉこれはなかなかオモシロそうなものですねぇ。
レアメタルを使用する必要もないし、原価も安く上がり、おまけに容量も大幅増といいトコロばっかりです。
まぁ、まだ研究段階なのですぐに製品化とはいかないでしょうけど、Blu-rayの次以降ってな位置づけになるのかもしれません。
ディスク媒体の容量を増やす研究はあらゆるところでなされていますが、どれが本命になるのでしょうか。
また、Blu-rayとHD-DVDの時みたいな規格戦争が消費者とは関係のないトコロで繰り広げられるんでしょうなぁ・・・。
まぁ、マダマダ先の話になるでしょうけどね。
<光記録媒体>新素材発見 ブルーレイの200倍情報記録も - 林檎の木
<光記録媒体>新素材発見 ブルーレイの200倍情報記録も (毎日新聞社) | エキサイトニュース
容量はBlu-rayの200倍でコストも激安、新たな光ディスクの材料が発見される - GIGAZINE
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