三菱自動車がフランスのPSAプジョー・シトロエンに電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」10万台を供給するとのこと。
三菱自動車は8日、業務提携関係にある仏自動車大手プジョー・シトロエン・グループ(PSA)に対し、電気自動車(EV)「アイ・ミーブ」を15年度までに累計10万台規模で供給することで最終合意したと発表した。
三菱自は10月から車両の供給を始め、PSAは年末までに欧州市場で発売する。
三菱自とPSAは資本提携は断念したが、事業面での提携は拡大する方針を確認。
EVのOEM(相手先ブランドによる受託生産)供給については昨年9月に基本合意していた。
(三菱自:EV供給、プジョーと合意 アイ・ミーブ10万台 - 毎日jp(毎日新聞)より)
資本提携は断念したんですねぇ。
私は元シトロエンユーザーなので気になっていました。
日本のEVが欧州で受け入れられるかが見所となりますが、”ミツビシ”という名前では厳しいってのが現実なんでしょうね。
プジョーではiON、シトロエンはC-ZEROという名称で販売されるようです。
ちなみに個人向け販売が4月より開始されるようで、国内での価格は459万9,000円。
エコカー減税対象車なので、重量税、取得税は全額免除。
「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金」の対象車となっており、次世代自動車振興センターより最大139万円の補助金が交付されます。
にしても、高いですけどね・・・。
結局のところ、インフラ整備の充実ってのが普及の鍵でしょうね。
100Kmは大丈夫と言われても、充電施設がないと不安で遠乗りしようとは思わないですし。
ただ、ある程度モノが売れないと整備しても宝の持ち腐れ状態になってしまうし、このあたりはムズカシイところですね。
ガソリンスタンドに充電設備を設けれたらいいのでしょうけど、石油業界の反発もあるでしょうし。
電気自動車もジレンマがあって、車を動かす際にはCO2は発生しないけど、動力である電気は結局、火力などで発電しているわけで。
家庭内で太陽光や風力などで充電できるようなインフラがあり、簡単に充電できるようになれば、一気に普及する可能性はありますね。
三菱自動車、PSAプジョー・シトロエンに電気自動車10万台を供給へ:ニュース - CNET Japan
三菱自:EV供給、プジョーと合意 アイ・ミーブ10万台 - 毎日jp(毎日新聞)
三菱・i-MiEV - Wikipedia
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