ネットブックの強い味方である、NVDIA IONの新版が発表されました。
今回のIONは単体GPU化し、ネットブック、ネットトップに注力するとのこと。
新世代ION(Next-Generation NVIDIA ION)は,DirectX 10.1をサポートし,16または8基のCUDA Coreを搭載する単体GPUだ。
メモリインタフェースは64bitで,グラフィックスメモリは,DDR3/DDR2を最大512MBを組み合わせられる。NVIDIAは,二つのION GPUを,
- 16コア版:Nettopと,12インチサイズ以上の液晶パネルを組み合わせたNetbook向け
- 8コア版:10インチサイズの液晶パネルを組み合わせたNetbook向け
と位置づけている。
GMA3150と比べて,DirectX 9世代の3D性能は15倍に達し,DirectX 10世代のベンチマークテストでも,現行のIONプラットフォーム比で2倍の性能を発揮するという。なお,この新世代プラットフォームでも,「Optimus」テクノロジーにより,グラフィックス負荷が低い用途ではAtom内蔵のGMA3150を利用し,ION GPUを完全にオフにすることで,バッテリー駆動時間とパフォーマンスのバランスを高いレベルで両立させられるとのことだ。
(4Gamer.net ― NVIDIA,“単体GPU”になった新世代IONプラットフォームを発表(ION GPU)より)
これはネットブックには強い味方になってくれそうな予感です。
CULVノートにも適用されそうですなぁ。
更にノート、CULVノート、ネットブックの垣根が低くなりそうです。
今夏を目処に続々と登場するようで、
Acer「Aspire One 532G」に加え,ASUSTeK ComputerやLenovo,ZOTAC Internationalなどから,NetbookやオールインワンNettop,単体Nettopが市場投入予定になっていることも明らかにした。
ION GPUを搭載したMini-ITXマザーボードや,PCI Express x1接続グラフィックスカードも,同GPUを搭載したminiITXマザーボードやPCI Express x1のグラフィックスカードも,NVIDIAのパートナー企業から投入される計画になっているようだ。
(4Gamer.net ― NVIDIA,“単体GPU”になった新世代IONプラットフォームを発表(ION GPU)より)
ASUSはNetbook「EeePC 1201PN」、Nettop「EeeTop 2010PNT」、「EeeBox 1501P」
LenovoはNettop「C200」、ZOTACからはNettop「ZBOX MAG2」などなど、面白そうな製品が出てきそうですね。いまから楽しみです。
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