中国製冷凍餃子中毒事件の捜査打ち切り?

日本は熱しやすく冷めやすい国民性だということですが、中国製冷凍餃子中毒事件は記憶に新しいと思います。

2007年12月下旬から2008年1月にかけて、中国の天洋食品が製造、ジェイティフーズが輸入、日本生活協同組合連合会が販売した冷凍餃子を食べた千葉県千葉市、市川市、兵庫県高砂市の3家族計10人が下痢や嘔吐などの中毒症状を訴え、このうち、市川市の女児が一時意識不明の重体に。
両県警が餃子を鑑定したところ、メタミドホスなど有機リン系殺虫剤が検出されたため、ジェイティフーズは同社製造の23品目、約58万点の自主回収を行うと発表。
その後の詳細な鑑定の結果、市川市の家族が食べて吐き出した餃子の皮から3580ppm(3.58mg/g)、具から3160ppm(3.16mg/g)のメタミドホスが検出された。
これは検疫基準を大幅に上回り、数個食べただけで死に至る可能性がある量であった。
(中国産食品の安全性 - Wikipediaより)

この事件が捜査打ち切りの危機にあるようです。

中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、製造元の「天洋食品」がある中国河北省の付志方・副省長は7日、開会中の全国人民代表大会(全人代=国会)で記者会見し、「捜査はしているが、公安当局の管轄する問題だ」と述べ、捜査状況を明らかにしなかった。

中国側は事件の捜査責任者を異動させて態勢を縮小しており、捜査を事実上打ち切った可能性が高い。

同省石家荘市の同食品の工場付近では最近、再開発計画が持ち上がっているとされ、計画が進めば工場も移転し、問題のギョーザを製造した現場がなくなる恐れもある。
付副省長は移転についても、「承知していない」と言及を避けた。
(ギョーザ中毒事件、中国当局捜査打ち切りか(読売新聞) - goo ニュースより)

・・・
政権交代後に岡田克也外相は中国側に捜査状況に関する「中間報告」を求めていたが、ナシのつぶて・・・。

確か民主党って「生活第一」のスローガンってでしたよね。
いくら中国様が大事だとはいえ、これを追求せずに放置しておいてほしくはないですね。
日本国として毅然とした態度を示してほしいです。
当時も言われたことですが、なぜ共同捜査に持ち込めなかったのでしょうか。
福田くんも中国様が怖かったのでしょうかね・・・

ギョーザ中毒事件、中国当局捜査打ち切りか(読売新聞) - goo ニュース
中国産食品の安全性(中国製冷凍餃子中毒事件) - Wikipedia

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