4月24日の日曜日に児嶋やっさ新調に向け、露盤の寸法取りを行うため蔵を開けるとのこと。
児嶋の露盤の寸法取り風景 その1の続きです。
その2は錺金具を中心に紹介していきます。
えぇ紋やなぁ。
分厚さが薄いとよく言われますが、間近で見るとそうでもないような気がします。
漆の黒が花びらの部分の金色に反射して薄く、小さく見えてしまうのかもしれませんなぁ。
紋も新調予定で、一回り程度大きくなるとのことです。
そして、龍尽くしの錺金具ですね。
昇龍と降竜が配されています。
昇龍は阿形(あぎょう:口を開けている)
降龍は吽形(うんぎょう:口を閉じている)
四面とも阿吽(あうん)の対になっています。
えぇ顔してますなぁ。
ちなみに阿吽とは、
仏教の呪文(真言)の1つ。
悉曇文字(梵字)において、阿は口を開いて最初に出す音、吽は口を閉じて出す最後の音であり、そこから、それぞれ宇宙の始まりと終わりを表す言葉とされた。また、宇宙のほかにも、前者を真実や求道心に、後者を智慧や涅槃にたとえる場合もある。
次いで、対となる物を表す用語としても使用された。
特に狛犬や仁王、沖縄のシーサーなど、一対で存在する宗教的な像のモチーフとされた。
口が開いている方を阿形(あぎょう)、閉じている方を吽形(うんぎょう)と言う。転じて、2人の人物が呼吸まで合わせるように共に行動しているさまを阿吽の呼吸、阿吽の仲などと呼ぶ。
(阿吽 - Wikipediaより)
仏教用語やったんですねぇ。
伏鉢。擬宝珠の下の部分です。
擬宝珠に龍が巻きついているのも児嶋の特徴のひとつです。
まだまだ写真はあるので、その3に続きます。
20110424-児嶋屋台蔵 |
2 件のコメント:
私的には児島屋台の裏菊と擬宝珠の龍、狭間の彫刻、昇り総才が大好きです
いよいよ新調も目前ですね
今年は絶対に見ないと行けませんね(汗)
>花岡光彦さん
コメントありがとうございます。
新調に向け、本格始動ですわぁ。
今後、いろいろと動きがあったらブログで報告していきたいと思ってます。
秋にはぜひぜひ児嶋の勇姿を見に来てくださいねぇ~
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