4月24日の日曜日に児嶋やっさ新調に向け、露盤の寸法取りを行うため蔵を開けるとのこと。
また、屋根が下ろされるとのことで、見に行ってきました。
普段は見上げることしかできませんが、間近で見ることができる数少ない機会なので、楽しみにしていました。
天気も上々で、よかったよかったと思いつつ児嶋のやっさ蔵に到着。
いつ見ても、えぇ感じの狭さの道やなぁ(笑)
同級生の若者頭(わかいもんがしら)が来てたので、いろいろと話しをしてると他の若者頭の方も続々と集まり、久々にやっさ蔵が開きました。
シートが取り外され、児嶋のやっさの登場です。
片方の総才端(そうさばな)が外されていますが修理中とのこと。
児嶋のやっさは擬宝珠(ぎぼし)、露盤(ろばん)、狭間(さま)、伊達綱(だてづな)、幕、高欄掛(こうらんがけ)が外された状態で保管されています。
昔は昇総才の錺金具も取り外さてれいたようです。
いやぁ、いつ見ても児嶋のやっさはえぇなぁと惚れ惚れです。
新調は嬉しいけど、物心ついて以来ずーっと見てきたやっさなので、ちょっと寂しさもあるなぁ。
ちなみに児嶋の新調は次のようになると聞いてます
- 屋台・・・ 新調
- 擬宝珠 ・・・ 新調?
- 露盤 ・・・ 新調、図柄は現行のものと同じ。彫師は前田師。
- 錺金具 ・・・ 現行のものを使用
- 総才端 ・・・ 新調
- 狭間 ・・・ 修繕して使用
- 太鼓 ・・・ 新調
- 伊達綱 ・・・ 新調?
- 高欄掛 ・・・ 修繕して利用
間違ってたらご指摘くださいませ。
私も詳しい話は知らないので、細かいことは聞かないでくださいませ(笑)
児嶋の露盤は、「児島高徳」「平維茂紅葉狩」「牛若丸と弁慶」「鎮西八郎為朝の強弓」の四場面です。
「平維茂紅葉狩」だけちゃんと撮れてなかった(汗)
この画像は段ボール紙でおおよその大きさを切り抜いて合わせこんだ画像です。
このままだと擬宝珠の伏鉢が見えませんが、実際には隙間ができるので、まったく見えなくなるということはありません。
児嶋の擬宝珠の昇龍が見えるように調整できるとのこと。
基本的には現行の露盤より少し大きめに、ボリュームアップの方向のようです。
播州福泊港さんの写真集の中の昭和26年の児嶋と地があわせてる写真が掲載されています。
その写真の児嶋の露盤は現行よりボリュームがあるように見えます。
その位のボリューム感を持たせたいなぁということのようです。
前田師により、大きさの確認と金具との干渉の具合などが確認されました。
さらに採寸を行うため、露盤は前田師に預けられました。
前田師曰く、「下道でそろっと帰ります」とのことでした(笑)
その2に続きます。
20110424-児嶋屋台蔵 |
5 件のコメント:
24日蔵開けられたんですね。
それにしても僕の地元と同じ細い道ですね。
細い道があるのは、昔からある村と言う証拠ですね。
>砂地尚茸さん
コメントありがとうございます
えぇ感じの細さですわぁ。
本宮ではこの道を通って、蔵の前で曲がって御旅所である八幡神社にのぼります。
的形はお宮さんへの参道も細いですね。
北山河、南山河も細い道が多いですわぁ
いよいよ新調といった雰囲気が出てきましたね。
来年が待ち遠しいですよ。
入魂式に何も予定がかぶらないことを願うばかりです。
>マッハ32さん
コメントありがとうございます
新調にむけて本格始動ですわぁ。
動きが分かり次第、ブログに掲載していこうと思ってます。
ただ、現行屋台への思い入れもあるんですよねぇ・・・。
今年で最後の祭礼となるので、有終の美を飾りたいです。
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