2月26日(土)に播州福泊港の管理人さんと行ってきた
的形町散策 - 1
的形町散策 - 2
的形町散策 - 3の続きです。
「あぁ、上るのかぁ」と思わずつぶやいてしまいますが、上るとそうでもないものですよ、石段も人生も
#エラソーに何を言ってることやら・・・
海嶽寺の石段の途中には、泊山神社が鎮座しています。
「稲荷神社として海嶽寺境内にあったものを、村人がお守りしたいとの願いから現在の階段右手に移設された。」
と的形ふるさと里山回廊のマップに記されています。
神号額に「正一位泊山大明神」と記されています。
正一位とは神階と呼ばれるもので、
神階(しんかい)とは、日本において神道の神に授けられた位階である。
神位(しんい)とも言う。神階は、人臣に授けられた位階を神にも授けたものである。
より正確には、位階は人にも神にも区別なく授けられたもので、そのうち神に授けられたものが神階と呼ばれるということになる。
よって、その仕組みは人臣に対する位階と同じで、位階・勲位(勲等)・品位の三種がある。人に対する位階(いかい)は少初位下から正一位までの30階であるが、神に対するものは正六位から正一位までの15階のみである。
神に位階を授けた最初の記録は、日本書紀において天武天皇元年(673年)7月に壬申の乱に際して霊験を現した大和国の高市御県坐鴨事代主神(たけちのみあがにますかものことしろぬしのかみ)、牟狭坐神(むさにますのかみ)、村屋坐弥富都比売神(むらやにますみふつひめのかみ)に位を授与したとする記述である。
嘉祥4年(851年)には、全国の神社の祭神に正六位以上の神階が贈られた。
(神階 - Wikipediaより)
基本的に神階は神社に向けて授けられるものですが、
律令制の崩壊とともに分祀先でも元の神階を引き継ぐということが行われるようになった。
例えば、伏見稲荷大社の神階が「正一位」であるため、そこから勧請を受けた全国の稲荷神社も「正一位」を名乗っている。
(神階 - Wikipediaより)
ということなので、全国のお稲荷さんは「正一位」となってるようです。
何故か海嶽寺の写真はこれだけですorz。
「735年行基菩薩の開基と伝えられる。焼失後1340年無及禅師が再建したもの。山門上の鐘楼は珍しい。」
と的形ふるさと里山回廊のマップに記されています。
ご本尊は地蔵菩薩座像(行基作)、如意輪観音座像(安阿弥法師作) です。
海嶽寺の横手からサンパティック的形を撮影。
やっぱりでかいなぁ・・・。
海嶽寺を後にして再び、登山マップに沿って歩くことに。
次は「空頼坊の墓」 を目指すことになりました。
先に言っておきますが、空頼坊の墓にはたどり着けませんでした(汗)
いまから考えるとマップの「⑩海嶽寺、礒、麓分岐」 の看板が見当たらんかった。
多分、途中で道を間違ったんやねぇ・・・。
「風呂屋の井戸」とは、神栄赳郷編「的形郷土史の研究」の289Pに
- 又、浴室の跡あり、今畑となり風呂屋と字す、風呂屋の清水あり。[播磨鑑]
- 風呂屋の井戸
海岳寺の南、磯に越ゆる路の傍にあり、古昔海岳寺七堂伽藍の一なる浴室の井なりしと伝う、径二尺許、山上に位置すれども常に清水を泛へ如何に旱るとも涸るることなし[名所巡覧図会]
と記されています。
現在涸れてしまっていますが、往古は清水が湧いてたようですね。
さらに道を進んでいきます。
的形町散策 - 5に続きます。
20110226-的形散策 |
試行錯誤のすぱいらる: 的形町散策 - 1
試行錯誤のすぱいらる: 的形町散策 - 2
試行錯誤のすぱいらる: 的形町散策 - 3
2 件のコメント:
次は的形から大鳥に抜ける道、または福泊から高坪山頂上へ行きたいです。
ええねぇ。
大鳥に抜ける道も捨てがたいけど、福泊から高坪山へ行きましょうか!!
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