的形町散策 - 3

2月26日(土)に播州福泊港の管理人さんと行ってきた
的形町散策 - 1
的形町散策 - 2の続きです。

山道から平坦な道に安心しながら(笑)、次は南に行こうということで、鍋島、麓、礒の散策へ。
なにわともあれ、喉を潤すために兵庫寝具前の自販機で三ツ矢サイダーを購入。
っていうか、おごったてもらった(あざっす)

野路菊街道を進みながら、鍋島の岩神社に到着。
岩神社は鍋島公民館の横の路地に入ると見えてきます。

「当地は底部に一大岩盤が横たわりその一部が露出したところを、人々は神と尊び石垣を巡らして崇敬を捧げている」
と的形ふるさと里山回廊のマップに記されています。
神栄赳郷編「的形郷土史の研究」には「祭神 櫛岩窓神(くしいわまどのかみ)」と記されています。
櫛岩窓神は、

『古事記』の天孫降臨の段に登場する。
邇邇芸命が天降る際、三種の神器に常世思金神・天力男神・天石門別神を添えたと記され、同段で天石戸別神は又の名を櫛石窓神(くしいわまどのかみ)、豊石窓神(とよいわまどのかみ)といい、御門の神であると記されている。
天孫降臨の段に登場する神の多くはその前の岩戸隠れの段にも登場しているが、この神は岩戸隠れの段には見えない。

天石門別神は古来より天皇の宮殿の四方の門に祀られていた神である。
天太玉神の子ともいう。
(天石門別神 - Wikipediaより)

とのこと。調べてみるもんですねぇ・・・。

手水鉢には「明治四十二年六月」と読めますね。

岩神社を後にして、我が学び舎的形小学校前を通って

麓の海嶽寺へ向かいます。
「麓のやっさ蔵はどこにあったんかなぁ」と福泊港の管理人さんに尋ねると「多分、海嶽寺の石段の前やと思う」とのこと。

「見たらわかる」 ということなので、当地に行ってみることに。

海嶽寺への石段への道の西側にこんな感じで残っていました。
確かにやっさ蔵跡っぽいです。小学生くらいの時に見た記憶がうっすらと・・・。
後で父に聞いてみると、「海嶽寺の入り口のあたりにあった」 ということなので間違いなさそうです。
父が小学生の頃、麓のやっさが小学校横に来たとき見に行ったというハナシを聞いてると、実際に見てみたかったなぁ・・・。
前後に龍紋、左右に左三つ巴。擬宝珠に鯱。かなりイカツイやっさやったようです。

この後、海嶽寺に向かいます。

的形町散策 - 4に続きます。

播州福泊港
的形公民館

20110226-的形散策

試行錯誤のすぱいらる: 的形町散策 - 1
試行錯誤のすぱいらる: 的形町散策 - 2

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