F1で唯一の日本人ドライバーである小林可夢偉が2011年シーズン開幕戦の舞台メルボルンで好成績を残したいとの意気込みを語っています。
「もちろん、母国のことは本当に心配でした。
だからバルセロナテストの後に日本に帰ったんです。
状況は本当に最悪だと言わざるを得ません。
多くの方々が亡くなり、家を失い、愛する者を失い、食べ物も水もなく寒い冬に耐えています」「どんな映画よりも最悪のシナリオが現実となったことを信じるのは難しいです。
僕たちは団結しなければなりません。
世界からの助けも必要です。
日本の国全体が消えてしまうのではないかと、そう心配するほど状況は本当に最悪なんです」被災した日本の人々に向けて、多くのドライバーが心配の声や応援のメッセージを発信している。
17日(木)には可夢偉が所属するザウバーがオーストラリアGPで"我々の祈り、日本に届きますように"とのメッセージをマシンに記すと公表。
それでも、可夢偉は現時点で自身にできることはほとんどないと認める。「地震と津波が発生して以降、毎日状況悪化が報じられています。
今はまだ楽しみにするようなポジティブなことは何もありません。
支えたいですし、何かやらなければとは思うのですが、実際、僕一人では何もできることがないんです」「少なくとも当分の間、僕にできることと言えばメルボルンで開催されるシーズン開幕戦のレースに集中し、全力を尽くすことだとは思います。
もともと、開幕戦は本当に楽しみでしたが、今はとにかくいい結果を出すためにベストを尽くしたいと思っています。
そうすればきっと、日本の皆さんに少しでも希望と明るいニュースをお届けできるのではないかと思っています」
(可夢偉、日本のために「いい結果を」 | Sauber | F1ニュース | ESPN F1より)
小林可夢偉の所属するザウバーは「我々の祈り、日本に届きますように。」というメッセージをマシンに描かれます。
ザウバーは、大地震に見舞われた日本へのメッセージとしてF1開幕戦オーストラリアGPで小林可夢偉とセルジオ・ペレスのF1マシンに
「我々の祈り、日本に届きますように。」
と日本語のメッセージを掲載する。
小林可夢偉は、今年、唯一の日本人ドライバーとしてザウバーからF1に参戦する。
ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーは
「我々の気持ちを表現する適切な言葉を見つけるのは難しいが、黙っていてはどのようにトライしていくかをイメージしていくことさえできない」とコメント。「目にしたことを信じることができない。
我々の気持ちは日本とともにある。
日本の皆さんが、このような極限の状態を克服できる強さを持っていると信じている」
(小林可夢偉、マシンに“我々の祈り、日本に届きますように。” 【 F1-Gate.com 】より)
F1に限らず、世界中のスポーツ界が日本に向けてのメッセージをだしてくれています。
本当にありがたいし、嬉しいです。
また、小林可夢偉には明るい話題を日本に提供してくれるように、ぜひとも頑張って欲しいです。
F1の開幕は来週、決勝は3月27日です。
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可夢偉、日本のために「いい結果を」 | Sauber | F1ニュース | ESPN F1
ザウバー、F1開幕戦で日本に応援メッセージ : F1通信
小林可夢偉、マシンに“我々の祈り、日本に届きますように。” 【 F1-Gate.com 】
"日本に届け!"ザウバーの祈り | Sauber | F1ニュース | ESPN F1
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