バーニー・エクレストンはセパンで「とても単純なことだ」と語った。この意見のなかの
「彼らが使っているシステムが規約に違反していると裁定されたら、彼らはどうにかするだろう。
違反ではないと裁定されたら現状のままで、他チームは追いつかなくてはならない。
わたしが少し怒っているのは、マニュファクチャラーはGP2チームのようにはなりたくない、すべてが標準化されるのは嫌だと言いながら、誰かが全く違うことをするとみんなで『こんなのは嫌だ!』と言うことだ。
新聞を見て、フェラーリの2台とマクラーレンの2台がトップ扱いになっていないのは嬉しいね...」
(問題はディフューザだけではない… : F1通信より)
"マニュファクチャラーはGP2チームのようにはなりたくない、すべてが標準化されるのは嫌だと言いながら、誰かが全く違うことをするとみんなで『こんなのは嫌だ!』と言うことだ。"
という部分に同意です。
ずるいという人もいるでしょうが、これがF1なんですよねぇ・・・。
レギュレーションの抜け穴を探して、独自の解釈をして他のチームを出し抜く。
これが合法になると、一斉に他のチームが模倣(コピー)し、さらに洗練されていく。
間違いなく、他のチームは風洞テストを行っているはずです。
BMWのウィリー・ランプはこのディフューザの問題は、コピーしただけで機能することが明白なところのようです。
「このフロア・コンセプトを採用していないチームはすべて、マシンを風洞でテストしていると思う」と認めている。
「それは我々も同じだ。マシンのコンセプトにもよるし、普通は何かをコピーするだけでは大きな結果は得られないものだ。
これはわたしがF1に加わって以来初めて、コピーするだけで機能する装置かもしれない!
開発の方向性が違うのだと思う」
(問題はディフューザだけではない… : F1通信より)
「コピーするだけで速くなる!!」っていうのは凄いですねぇ。
空力周りでここまでのデバイスとなると、ティレルのハイノーズ・コンセプト以来になるんでしょうか。
なにはともあれ、資金力のあるトップチームは、間違いなくディフューザを搭載したマシンを投入してくるでしょう。
その時にどのようなレースになるのかが非常に興味がもたれるところですな。
問題はディフューザだけではない… : F1通信
Technoratiのタグ : F1 , ディフューザ
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