一方繰り上がりで3位となっていた、ルイス・ハミルトンに対しては、「誤解を招く証言を行った」として、決勝レースから除外という厳しい処分を下しました。
抗議が認められないというペナルティに、異例の再調査を行ったレーススチュワードは、どういうことかと言うと、
「オーストラリアGPから提出された新たな要素を検討したスチュワードは、ハミルトンと参戦チームであるボーダフォン・マクラーレン・メルセデスが、3月29日行われた査問において、スチュワードを意図的に誤解させるような証拠を提出することによりイベントの実施に損害を与える行動をとったと見なしたす
これは国際競技コード第151c条に違反するものである。
また国際競技コード第158条により、ドライバーであるハミルトンと参戦チームであるボーダフォン・マクラーレン・メルセデスは、オーストラリアGPのレース結果から除外され、順位もこれにより修正されることになる」との声明を発表した。
なお、これについてマクラーレン・チームは「処分を受け入れ、抗議しない」としている。
(FMotorsports F1: FIA裁定 ハミルトン失格! トゥルーリ3位復活より)
レース後の最初の査問でということです。
「トゥルーリを前に行かせるようチームから指示があったか」とスチュワードの問いに対し、ハミルトンもチームも「一切ない」と否定し、トゥルーリによるオーバーテイクに何ら関与していないという姿勢をみせていたという。
しかしその後、ハミルトンがメディアの取材に対し「トゥルーリを前に出すようチームから指示された」と語ったことが明らかとなったため、FIAが再調査を指示。
その結果、チームの無線交信の記録からチームが「トゥルーリを前に出すよう」指示したことが確認され、FIAは「マクラーレン・チームが意図して欺いた」と判断、その悪質性からハミルトンの『失格』という厳しいペナルティを科すことになったという。
(FMotorsports F1: FIA、「マクラーレンはスチュワードを欺いた」より)
ハミルトンが意図したわけではなく、チームぐるみで隠蔽しようとしたのでしょうか。
こんな隠蔽をしても、無線記録が残ってる筈やからすぐにバレると思うけどなぁ・・・。
マクラーレンに対しては、更なるペナルティが課せられる可能性もあるようです。
にしても、非常に後味がわるいですな。
ちなみに修正後の結果は
1位ジェンソン・バトン(ブラウンGP)
2位ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)
3位ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)
4位ティモ・グロック(トヨタ)
5位フェルナンド・アロンソ(ルノー)
6位ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)
7位セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)
8位セバスチャン・ブルデー(トロ・ロッソ)
となりました。
FMotorsports F1: FIA裁定 ハミルトン失格! トゥルーリ3位復活
FMotorsports F1: FIA、「マクラーレンはスチュワードを欺いた」
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