レギュレーションでは、ディフューザーの高さは175mmまでと規定されている。この問題も早々に決着して欲しいところです。
が、この175mmという高さは、ディフューザーがリヤの衝撃吸収構造部分に一部である場合は適応されない。
また2段式ディフューザーに設けられた“穴”(上段にも空気を流す)が空力面での性能アップに役立っているかどうかも、今回の公聴会では争点となったはずだ。
ディフューザー・ギャング3チーム(ブラウンGP、ウイリアムズ、トヨタ)の各デザイナーは
「これは“穴”ではなく“すき間”だ」と主張している。
また、レギュレーションで定められた“マシンを下から見て、ディフューザーの”穴“からは、いかなるパーツが見えてはならない”という部分に抵触しないかも問題となる。
ブラウンGP代表ロス・ブラウンは公聴会前、英放送局BBCの質問にこう答えている。
「オーストラリアとマレーシアでは、レーススチュワードが(ディフューザーを)『合格』と判断した。
この問題の裁定がどういう結果になっても、一度は合格にしたレース結果が取り消されることはないと考えている」
(F1キンダーガーテン : ディフューザー問題裁判結果、15日発表へより)
合法となれば、他のチームがコピーしてヨーロッパラウンドには殆どのチーム(レッドブル、トロ・ロッソ、フォース・インディアを除く)が装着してくるでしょう。
その時に、ディフューザー・ギャング3チームのアドバンテージが明白になるでしょうな。
なにはともあれ、その結果発表は要注目やね。
FMotorsports F1: 渦中の『ディフューザー問題』、結論は15日に
F1キンダーガーテン : ディフューザー問題裁判結果、15日発表へ
Technoratiのタグ : F1 , ディフューザ , ディフューザ・ギャング
0 件のコメント:
コメントを投稿