オーストラリアGPを開催しているメルボルンの市長が現行の契約終了後は更新しないと発言したとのこと。
五大陸の一つオーストラリアでF1開催を行っているメルボルンだが、同市のロバート・ドイル市長は「現行の契約終了後は更新しない」と、グランプリ継続開催の意思がないことを明らかにした。
これは地元オーストラリア『ヘラルド・サン』紙の取材に答えたもので、その中で市長は
「わずか4日間のF1開催にはいま5千万豪ドル(約41億円)もの公費注入が強いられている。
一方、グランプリ開催による目に見えた経済的メリットはせいぜい数百万ドル(約4-5億円)程度のものに過ぎない。
レースウィークの雇用を考慮したとしても、とても経済効果が著しいイベントだとは私は考えていないよ。
そうであれば、市政を預かる者として考えねばならないのし当然だ」
と、手厳しく語った。オーストラリアGP開始当時は今の数十分の一の負担で済んだものが、年々負担額が高騰してきているのだという。
ただ現行のFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)との契約は2015年までとされていて、解除するとしても2016年以降のことになる。
(豪メルボルン市長、「F1開催契約更新行わない」: FMotorsports F1より)
F1という年に一度のレースを開催し続けるために莫大な費用がかかっているということですね。
またスポンサーとなってくれる企業も減少してるとのことなので、余計に厳しいようです。
現時点ではアジア圏での開催が増えて、年間20戦と膨らんでいますが、近い将来には減少への道をたどるかもしれませんなぁ。
#10年前にフランスGPが開催されなくなると誰が予想してたでしょうか・・・
チーム運営費用の削減だけではなく、グランプリ運営費用の削減にも躍起になって欲しいところです。
そのチーム運営費用の削減も一筋縄で行かぬようですけどね。
オーストラリア、2015年でF1撤退? 【 F1-Gate.com 】
豪メルボルン市長、「F1開催契約更新行わない」: FMotorsports F1
メルボルン、オーストラリアGP返上を検討? | オーストラリアGP | F1ニュース | ESPN F1
アルバート・パーク・サーキット - Wikipedia
0 件のコメント:
コメントを投稿