チーム・ロータスとロータス・ルノーと2つのロータスがエントリーし混乱を招いていますが、法廷闘争となるようです。
グループ・ロータスのダニー・バハールCEOは今週初め、法廷には至らずに問題が解決されるだろうとの考えを示したが、両サイドとも主張を譲るつもりは一切ない様子。
対するチーム・ロータス側のCEO、リアド・アスマットはバハールの発言を真っ向から否定している。
「彼らからは何の連絡もない――ここ最近彼らとは話していないよ」両者とも弁護士を任命しており、このままの流れでいくとグループ・ロータスは24日(月)に高等法院で略式裁判――以降の正式審理を必要としない裁定――を申請するようだ。
しかし、解決しなければならない問題は複数ある。
チーム・ロータスに与えた5年間のネーミングライセンスをグループ・ロータスが早期に打ち切ったこと。
また、コーリン・チャップマンを元祖とするチーム・ロータスの歴史をプロモーションに利用した詐称通用の疑いなど。先行きの不確かな状況にもかかわらず、アスマットは2011年シーズンの計画を推し進めていると言い、さらなる商標変更の予定はないと語った。
「われわれがチーム・ロータスだ。そのため、大きな問題ではない」と彼は『BBC』に語った。
「それ(論争)は、それとして受け止めるのみだ。われわれには5年計画がある。私にとってはささいと思われるようなことを理由に、彼らが独自の道を歩き始めたことは残念だよ」
(ロータス騒動の審議日が決定 | Lotus | F1ニュース | ESPN F1より)
ロータスという名称が一人歩きしてるなぁ。
まぁ互いの権利を主張しあっていては前に進まないので、法廷闘争となるのは仕方ないでしょうけど、チーム・ロータス側にそれだけの資金はあるのかなぁ。
個人的にはロータス・ルノーGP(グループ・ロータス、プロトン自動車)側の後出しジャンケンのような印象がありますね。
- 2010年はロータス・レーシング(現チーム・ロータス)でロータスという名前が与える印象をリサーチ
- いい感触を得たので、自分たちで参戦します
こんな風に見えてしまいます。
実際にそんな簡単なコトではないでしょうし、ロータス・レーシングを快く思っていなかったり、市販車のマーケティングとかいろんな思惑が交差してるわけですね。
ロータス・ルノーGPは本拠地をフランスからイギリスに移すなどして着々と足場を固めつつあります。
チーム・ロータスはどのような手を打ってくるのでしょうか。
今後も注目ですなぁ。
ロータス論争、来週から最高裁判所で審議 【 F1-Gate.com 】
『ロータス名称闘争』、いよいよ法廷持込有力に: FMotorsports F1
ロータス騒動の審議日が決定 | Lotus | F1ニュース | ESPN F1
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