2011年のF1参戦を目指していたサイファー・グループは参加申請を取り下げたとのこと。
また、元F1ドライバーのアレクサンダー・ヴルツが関わっているスーパーファンドは参戦計画自体が失くなったとのこと。
まずはサイファー・グループ。
F1最高権威バーニー・エクレストンは2011年からの新規チームに対し、1,900万ユーロ(約21億円)の保証金を要求。統括団体のFIA(国際自動車連盟)会長を務めるジャン・トッドの息子ニコラのチーム、ARTはすでに、参戦を断念していた。
サイファーも資金を集められなかったと認め、次のような声明を発表した。
「熟慮に熟慮を重ねた結果、われわれのもとにある予算では、このシリーズにふさわしい形でプロジェクトを進めることができないと判断した」
(サイファー、2011年からのF1参戦を断念 | F1 TopNewsより)
保証金については、正直仕方ないのかなぁとは思いますね。
USF1とカンポス・メタの迷走っぷりはひどいものでしたから。
同じ轍は踏まないってことやね。
ただ、このご時世に21億円ってのはかなりのハードルですなぁ・・・。
元グランプリ・ドライバーのヴルツは、2010年F1チームを立ち上げるというオーストリアの投資会社スーパーファンドの計画に関わっていた。
しかし申請が却下されたあとも、ヴルツとスーパーファンドはいずれ参戦するのではないかと噂されていた。
現在オーストリアのテレビ局ORFの解説者を務めているヴルツはハンガリーで "motorline.cc" に「計画はない」と語った。
「確かにF1は興味深いプラットフォームで、毎日新しい機会がある... しかしスーパーファンドや別の組織との直近の予定はない」
(ヴルツ 「スーパーファンドのF1チーム計画は廃止」 : F1通信より)
ということで、計画自体が雲散霧消したということですかね。
やはり景気がちょっとマシになったからといっても、F1というカネと手間がかかるモノに投資を続けるのは難しいでしょうなぁ。
サイファー、2011年からのF1参戦を断念 | F1 TopNews | F1トップニュース | F1 Live 速報 2010
サイファーがF1参入を断念 | Formula 1 | F1ニュース | ESPN F1
サイファー・グループ、2011年のF1エントリーを取り下げ 【 F1-Gate.com 】
サイファー・グループ、F1参戦申請を取り下げ : F1通信
ヴルツ 「スーパーファンドのF1チーム計画は廃止」 : F1通信
アレクサンダー・ヴルツ 「スーパーファンドにF1チーム計画はない」 【 F1-Gate.com 】
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