文字、声の次は画像で検索

Googleの野望は途絶えることはないようです。
画像でインターネット検索を行う機能を開発、発表を行いました。
その名は「Google Goggles」。

Googleのエンジニアリング担当バイスプレジデントであるVic Gundotra氏によると、実験段階にある視覚情報による検索機能「Google Goggles」は大量の画像データベースを備え、アップロードされた画像が何なのかを解析して報告するという。
書籍、アルバムのカバー、アートワーク、風景、場所、ロゴなどを認識できる。

「どんな画像も特定可能にすることを目指している」とGundotra氏は語った。
「コンピュータビジョン分野におけるGoogleの最初の取り組みだ。写真を撮影したら、何であれ検索クエリとして利用できるようになる」
(グーグル、携帯画像で検索する「Google Goggles」を発表:ニュース - CNET Japanより)
マジですか・・・。
まだGoogle Labsの段階のようですが、えげつないものを開発しようとしていますなぁ。
Gundotra氏はGoogle Gogglesのデモで、日本語を読めない旅行者も知っているであろう、日本の厳島神社という歴史的建造物を撮影してみせた。
携帯電話からこの写真をアップロードすると、厳島神社の説明が表示された。
(グーグル、携帯画像で検索する「Google Goggles」を発表:ニュース - CNET Japanより)
ってことで、書籍、アルバムのカバー、アートワーク、風景、場所、ロゴについては網羅されているんでしょうなぁ・・・。
画像データベースがとんでもないことになってそうですが・・・。
Google Gogglesのデータベースにある大量の画像には顔の画像も含まれており、顔を識別することも可能になっているが、現在は機能させていないという。

「今回は、顔認識を行わないことに決定した」とGundotra氏は語った。
「今はまだ、ユーザーが自分で選択し管理できるようにする問題に取り組みたい。基本的な顔認識の技術はあるが、保護手段が確立されるまでは待つことに決定した」
(グーグル、携帯画像で検索する「Google Goggles」を発表:ニュース - CNET Japanより)
これは危険な香りがするなぁ・・・。人の顔の認識はマズいでしょう。
個人が特定されてしまうような情報が検索できてしまう仕組みはまずいでしょう。
技術的に困難ではないでしょうけどね。

13:38追記
Google Gogglesは現在 Android 1.6以降対応のアプリとして、Android Marketで提供中。
画像認識の難しさからGoggles向きのもの・(まだ) 不向きなものの例が挙げられており、得意なのは本・DVD・ランドマーク・ロゴ・連絡先情報・アートワーク・ビジネス(店舗)・製品・バーコード。
不得手なのは動物や植物、自動車、服。要するに(従来の) 画像検索で一致する一枚絵が多数見つかるようなものは得意、形状を認識しなければならないようなものはまだ無理。
(Google、携帯写真で検索するGoogle Gogglesを開始&音声検索が日本語対応より)
ってことで試したい人は、Androidで試してみてください。
現時点での得手不得手も判明。
最終的にはエゲツないツールに成長するんでしょうなぁ

グーグル、携帯画像で検索する「Google Goggles」を発表:ニュース - CNET Japan

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