佐藤のデビューとなったジョーダンや今年のスペインGPまで在籍したスーパー・アグリ同様、ホンダがドライバー起用と同時にチームにエンジンを供給するという約束があるというもの。構図がハッキリとしてきたというわけですな。
現在のトロ・ロッソはフェラーリ・エンジンを搭載していて、本家でルノー・エンジンを搭載するレッドブル・レーシングを凌ぐパフォーマンスを発揮しているが、ホンダ・エンジン獲得が実現すればトロ・ロッソがホンダ、レッドブルのほうはフェラーリとの契約を引き継ぐことになる可能性があるというものだ。
(FMotorSports F1より)
これを裏付けるようなコメントをレッドブルのD.クルサードが発言しています。
「トップスピードでもドライバビリティでもルノーは明らかにフェラーリに劣っている」「ホンダはトロロッソに、フェラーリはレッドブル」へってなことを目論んでいるのではないか?
ということだ。
同選手は「ルノーに今後の改善を要求する」としてはいるものの、それが現実的ではないことも理解しているようだ。
(FMotorSports F1より)
ということですね。
ましてや、トロロッソは2010年にはレッドブルから独り立ちする必要があり、後ろ盾としてホンダが付いてくれるのは心強いところでしょう。
KERSを含めたエンジン供給をしてくれるのであれば願ったりかなったりでしょう。
ホンダはエンジンの供給先を増やしたいようですしね。
#KERS開発、熟成のためのデータ収集のため。
イロイロな思惑が絡み合っているわけですが、佐藤琢磨が復帰できるのであれば最大限に活用して欲しいものです。
FMotorsports F1: 「佐藤琢磨はホンダ・エンジン付き」と、独誌
FMotorsports F1: クルサード、「エンジンで後れを取っている」
F1通信:佐藤琢磨、ホンダ・エンジン持参でトロ・ロッソに?
F1 : トロ・ロッソマシンにホンダエンジン? - SATO - F1-Live.com
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2 件のコメント:
いまだにエンジンのおまけドライバー扱いなのも情けない話ですよね。
プライベーター相手の交渉材料としてこれほど心強いものはないのはわかりますけど。
そんで2007年みたいにトロロッソ>>>>(越えられない壁)>>>>ワークスみたいなかんじになったら微妙。ていうかなりそう。
>mikageさんコメントありがとうございます。
私も以前は似たような感想を持っていましたが、最近変わってきました。
バックにホンダがついてるなら、最大限に利用するべきです。
そこから先は、ドライバー自身の問題だと思うので。
#M.シューマッハも最初はメルセデスのバックアップやしね。
日本人なら(というかアジア人)なら、なおさらコネがないと難しいでしょうね。
なので、琢磨にはいっぱいホンダを利用して、ホンダ以外のチームに移籍して、恩返しして(見返して)ほしいものです。
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