FIAは2013年の技術規約を発表しました。
世界モータースポーツ評議会(WMSC)の会議が行われ、2013年のF1規約が承認されました。
2013年 F1規約
- 2010年12月に開催されたWMSCの決定を反映し、パワーユニットは4気筒1.6リッターとなり、最大500バールの高圧ガソリン噴射、最大回転数12,000rpm、広範囲におよぶエネルギーマネジメントおよびエネルギー回生システム(KERS)を導入。
- 空力レギュレーションは、2011年規約に基づき、空力効率を改善する改良が加えられる。
パワートレインの規約と合わせて、燃料消費の35%低下を可能にする。- Tボーンスタイルの事故における融和性を高めるためにノーズコーンの高さを制限する。
- コスト低減のためのトランスミッションの制限(ギア比、ギアボックスの数)
- マシンの全重量は660kg以上。
主要株主との相談による結果を受け、これら技術規約の施行日を再定義するため、6月30日までにWMSCによるファックス投票を検討する。
(2013年 F1エンジン規約、見送りの可能性 【 F1-Gate.com 】より)
4気筒1.6リッター、ターボエンジンの導入が承認されました。
ただ、F1の商業面を取り仕切るバーニー・エクレストン、フェラーリも反対を表明しており、すんなりとこの規約が2013年に導入されるかどうかは、今のところ不透明な状況です。
ひょっとすると、2013年は4気筒ターボと8気筒のエンジンの混走となるかもしれません。
1987年,88年には3500ccの自然吸気エンジンとV6 1500ccターボエンジンの混走となりました。
あの時は1989年にターボエンジンの廃止に伴う時限措置でした。
あれは、あれで面白かったですけどね。
87年は自然吸気エンジンはターボに対抗できなかったけど、1988年はベネトン・フォード、マーチ・ジャッド、ウィリアムズ・ジャッドの3チームが時折好走を見せてくれました。
勝利することができなかったけど、少なくとも退屈することはなかったなぁ。
最終的にどのような規約に落ち着くのかわかりませんが、少なくとも1年前には確定させてほしいですなぁ。
2013年 F1、4気筒ターボとV8エンジンが混在? | F1 トップニュース
2013年F1技術規約: FIA公式プレスリリース : F1通信
2013年 F1エンジン規約、見送りの可能性 【 F1-Gate.com 】
2013年からのエンジン変更案、なおも先行き不透明: FMotorsports F1
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