チームとメーカーが同意した2014年にV6 1.6リッターターボへのスイッチする規約ですが、大半のF1レース・プロモーターが反対してるとのこと。
開催のボイコットも示唆してるとのこと。
中国GPと韓国GP以外のレースプロモーターらはいまだに不満を抱えている模様で、レブリミットが2014年とそれ以降で1万8,000回転にとどまらない場合にはF1に代わってインディカーを開催するとの文書に署名。
先週ロンドンで行われたF1委員会の翌日付のこの文書は、新しいエンジンルールでのサウンドが「現行(のV8エンジン)と同じであるべき」だとしている。
F1最高権威のバーニー・エクレストンは25日(土)、ドイツ『SID通信』に対して文書については承知しており、プロモーターをサポートしていると話した。
"Australian Grand Prix Corporation(オーストラリアン・グランプリ・コーポレーション)"のオフィスでこの文書は作成されており、同会長のウォーカーはイギリスの『Express(エクスプレス)』紙に回転数の低いエンジンは「ブリキ缶がガタガタいう音のようだろう」とコメントしている。
「顧客の基盤をだめにするわけにはいかない。彼ら(FIA)にサーキットではそんなものを走らせないと伝えた。サウンドはブランドの一部なのだ」
(1万8,000回転の維持を求めるサーキット | Formula 1 | F1ニュース | ESPN F1より)
これはなかなか根が深くなりそうな予感です。
なにせ裏にはバーニー・エクレストンが暗躍してるし。
まぁ、バーニーは今回のエンジン規定には反対を表明してたからなぁ。
4気筒の規約では12,000回転になる予定でしたが、6気筒では15,000~16,000回転に落ち着きそうとのこと。
この時点でプロモーターの意思とは違ってきてますね。
プロモーターにしてみれば、エンジン音は付加価値のひとつやからなぁ。
でも、FIAはグリーン化を推進していきたいやろうから、落とし所が難しいねぇ。
ジャン・トッドとバーニー・エクレストンの綱引きが始まりそうですな。
にしても、「ブリキ缶がガタガタいう音」は面白い表現ですねぇ。
以前、ターボエンジンが導入された時も、エンジン音は酷評されてたし。
FIA(国際自動車連盟)の新エンジン規定案にGP主催者が反対: FMotorsports F1
1万8,000回転の維持を求めるサーキット | Formula 1 | F1ニュース | ESPN F1
F1レース・プロモーターたち 「エンジン音は譲れない」 : F1通信
エンジン小型化なら、開催地がボイコットの恐れも | Formula 1 | F1ニュース | ESPN F1
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