1992年で開催が途絶えている、メキシコGPが復活に向け、動き出したようです。
メキシコの富豪、カルロス・スリム氏の息子で、FIAメンバーと自国の自動車協会のスポンサーを務めるカルロス・スリム・ドミット氏によると、近い将来メキシコGPが復活する可能性があるという。
メキシコでF1グランプリが最後に開催されたのは1992年に遡る。
その時はナイジェル・マンセルがアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで表彰台の頂点に立ったが、あれから約20年間F1マシンがメキシコでレースをすることはなかった。
しかしドミット氏は、メキシコGP開催が「検討中」であることをロイターに明らかにした。一方、FIA代表のジャン・トッドは、メキシコGP開催の可能性についてヨーロッパ・プレスに次のように語った。
「今行っているミーティングの一部として、エルマノス・ロドリゲスサーキットを見てみるつもりだ。
今日のメキシコは経済的に力強い国になっており、将来的に(復帰は)可能と確信している。
しかし、レースにはコストがかかり、特に安全面についてイベントの承認には様々な基準が存在する」
(トッド 「メキシコGP復活は可能」 - GPUpdate.netより)
メキシコ人ドライバーは可夢偉の同僚であるセルジオ・ペレスが参戦しています。
これに伴い、メキシコでのF1熱が高まりつつあるようです。
それに、世界一の大富豪がバックについてるってことを考えると復活への道程は短そうやね。
復活となればエルマノス・ロドリゲス・サーキットでの開催となると思われます。
日本人にとっては、1965年にホンダF1の初優勝を飾ったサーキットとして記憶されていますね。
標高の影響で空気が薄くエンジンパワー、ダウンフォース量ともにダウンするため、通常のコースとは異なる特殊なセッティングが求められる。
サーキット名称の由来はメキシコの誇ったレーサーであり、共にレース中のアクシデントで若くして命を落としたペドロ・ロドリゲスとリカルド・ロドリゲスのロドリゲス兄弟から名付けられている。
コースは路面舗装が荒く非常にバンピーであることで知られている。
ホームストレートは1km以上と長いものの、前述のエンジンパワー、ダウンフォース量の問題からストレートスピードは300km/h程度に抑えられる。
インフィールドは細かいコーナーが連続する超低速セクション。
高速セクションと低速セクションのセッティング能力も問われた。
(エルマノス・ロドリゲス・サーキット - Wikipediaより)
ちなみにサーキットは標高約2300mにあるんですよね。
コンストラクターとしてはあまり歓迎したくない環境下でのレースでしょうね(笑)
F1メキシコGP復活案が急浮上: FMotorsports F1
トッド 「メキシコGP復活は可能」 - GPUpdate.net
トッド、将来的なメキシコGP復活はあり得る | Formula 1 | F1ニュース | ESPN F1
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