小林可夢偉がAUTOSPORTのルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞したとのこと。
小林可夢偉は5日夜、 "AUTOSPORT" 「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、F1ファンのお気に入りドライバーという立場を浮き彫りにした。
小林は、F1ルーキーのヴィタリー・ペトロフやニコ・ヒュルケンベルグ、GP2スターのジュール・ビアンキやサム・バード、ワールドラリーに転向したキミ・ライコネンを抑えて同賞を勝ち取った。
2009年末、トヨタからの2回の出走で見事な走りを見せてF1界を期待させた日本人ドライバーは、今年ザウバーから初めてフルシーズン参戦してその期待に応えた。
ポイント・フィニッシュ8回に加え、小林はヴァレンシアでフェルナンド・アロンソのフェラーリに対する最後の追い抜き、母国レースである鈴鹿での一連のレイト・ブレーキングによる(ブレーキングを遅らせる)飛び込みなど、大胆なオーバーテイクで観客を魅了した。
彼は2011年もザウバーに残留する。
(小林可夢偉、AUTOSPORT Awards「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」を受賞 : F1通信より)
これは非常に素晴らしいことですねぇ。
シーズン当初はどうなることかと心配しましたが、マシンのパフォーマンスが上昇気配を見せ始めるとその才能を開花させ、見事な活躍をみせてくれました。
日本ではF1の知名度が低いわけですが、やっぱりドライバーがそれ相応の活躍をしてくれないと、世間は注目してくれません。
中嶋悟から始まった日本人フルタイム参戦ドライバーの系譜は脈々と受け継がれています。
鈴木亜久里、佐藤琢磨の3位表彰台という成績を追い越して、是非勝利できるドライバーになってほしいですね。
それには、日本企業の後押しも必要になるでしょうね。
2011年の可夢偉のパートナーはセルジオ・ペレスです。
GP2ではシーズン2位、資金力(2011年のザウバーのメインスポンサーであるテルメックスは彼のパーソナルスポンサー) も豊富です。
逆にいえば、資金は確保できたので成績があがらなければいつでもクビになる可能性があるわけです。
そうならないように、実力を発揮してチームを牽引していってほしいですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿