湊神社の安全祈願祭

的形湊神社の本社殿の大修理が始まりました。
湊神社の本社殿は、慶応四年(明治元年=1868)の改築で、142年ぶりの大修理工事とのこと。


(2009年2月8日撮影)

今回の修理は
  1. 拝殿・幣殿の屋根は銅版に葺き替え
  2. 幣殿に神饌所を新設
  3. 拝殿の傾いた柱を矯正し、傷んだ柱は新調
ということになっています。
瓦葺の拝殿は見納めということになりますねぇ。

本社殿の工事に先立って、7月17日に安全祈願祭が行われました。
私は所用で行けませんでしたが、Nさんから画像をいただいております。
#Nさんありがとうございます!!

頂いた画像で手斧始め(ちょうなはじめ、ておのはじめ)の儀の様子を紹介します。
手斧始めの儀とは、
大工が工事にとりかかる最初の日に行う儀式。
(のこぎり)・墨矩(すみかね)・墨打ちの儀のあと、手斧打ちの儀が行われる。手斧立て。
(goo辞書,提供元「大辞林 第二版」)
ということで、湊神社の手斧始めの儀は
  • 丈量の儀
  • 大鋸・墨矩(すみかね)・墨打ちの儀
  • 手斧打ち
  • 清め鉋
が行われました。
「丈量の儀」


測量を行ない、棟梁が確認を行うという儀式です。
続いて、「大鋸・墨矩(すみかね)・墨打ちの儀」
大鋸(おが、おおのこぎり、ががり、おおこ)

三箇所に鋸(のこぎり)を掛け声とともに引きます。

墨矩(すみかね)
墨矩とは曲尺(かねじゃく)を使って、建築用木材に工作用の墨付けをする技術のことです。


墨打ち
墨打ちとは、墨糸で黒い線を引くことです。
糸を張り、ピンと弾くことによって、黒い線がひかれるわけですね。



手斧打ち(ちょうなうち、ておのうち)
手斧(ちょうな)は木材を荒削りしたのち平らにするのに用いられる道具です。


清め鉋(きよめがんな、清鉋(きよかんなとも))
建築工事で、加工した木材を使用前に清浄にするために祭壇を設け、仕上げの鉋をかけて清める儀式。


木に鉋をかけた後、"水"の文字を空に描き、清めます。

以上で安全祈願祭は無事終了しました。
同日夜には仮殿遷座祭が催されましたが、それは次の機会に。

上記に書いている内容は、私が調べたものですが、間違いなどがあるかもしれません。
間違っていたら、ご指摘お願いします。

20100717-湊神社-仮殿遷座祭

20090208-的形神社巡り

ちょうなはじめ【手斧始】の意味 - 国語辞書 - goo辞書

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