[F1]ルノー、クラッシュゲートを認める、F1から追放の可能性も

最悪の結末となったようです。
ルノーが意図的なクラッシュを認め、フラビオ・ブリアトーレ代表、パット・シモンズ エグゼクティブ・エンジニアリング・ディレクターの離脱を発表しました。
ちょっと前までは強気の姿勢だったわけですが、FIAが明確な証拠を掴んだために態度を変えたのではないかといわれています。
ピケJrの走行データから、故意のクラッシュが読み取れるようですな。
ルノーは

「2008年シンガポールGPに関するFIAの最近の申し立てに異議を唱えない」と述べた。

そして「マネージング・ディレクターのフラヴィオ・ブリアトーレと、エンジニアリング最高責任者のパット・シモンズがチームを離れたことを述べたい」としている。

「クラッシュゲート」スキャンダルにおけるこの意外な展開にもかかわらず、21日の世界モータースポーツ評議会（WMSC）の臨時会議は、予定通りFIA本部のあるパリで開催される。

ブリアトーレとシモンズが辞任し、その行動は考慮されるが、弁明を選ばなかったチームに対してWMSCが厳罰を科す可能性がある。
(ルノー、八百長レースを認める： ブリアトーレとシモンズが辞任 : F1通信より)

ということで、ルノーFIAに対して恭順の姿勢をとることにしたようです。
無線の内容も流出してるようです。

最悪の場合は追放ということもありうるようですが、そこまでの厳罰は科さないのではないかと見られてるようです。
ポイント剥奪処分というところでしょうか。
あまり厳しい処分を下すと、ルノーが撤退を決断する可能性もあるため、難しい判断となるようです。
ルノーのカルロス・ゴーン氏はこの件については沈黙を貫いているようで、

英国紙タイムズは、ゴーンはフランクフルトで記者らからこの話題について質問がでると「見るからに苛立ち」、「（チーム社長の）ベルナール・レイに話を聞いてくれ」と述べたと報じた。

彼は、フランスのスポーツ紙 "L'Equipe" に対して「かっとして対応しないようにとだけ頼んだ」と語った。

「ベルナール・レイに全幅の信頼を置いているので、事実が明らかになれば、明確な対応をすることができる」
(カルロス・ゴーン、「クラッシュゲート」に言葉を濁す : F1通信より)

刑事責任や訴訟などもウワサされており、イメージダウンは計り知れないでしょうな。
大事になれば、即撤退もありうる話です。

なんにせよ、事実がはっきりとしてよかったです。
非常に残念で、許しがたい結末ですが・・・。

シンガポールでの「ルノー・ピットとピケ」との通信内容 : F1通信
ルノーのシンガポールGPでの無線通話記録が流出 【 F1-Gate.com 】
ルノー、八百長レースを認める： ブリアトーレとシモンズが辞任 : F1通信
ルノー、意図的なクラッシュを認めブリアトーレとシモンズを解任 【 F1-Gate.com 】
F1キンダーガーテン : ルノー、八百長を認めブリアトーレとシモンズがチーム離脱
Formula 1 関連ニュース: ブリアトーレとシモンズがルノーを離脱 - GPUpdate.net Formula 1
カルロス・ゴーン、「クラッシュゲート」に言葉を濁す : F1通信
カルロス・ゴーン、F1チームのクラッシュゲート問題に沈黙 【 F1-Gate.com 】
ルノーの方針転換はFIAが｢証拠｣をつかんだため？: FMotorsports F1
ルノー・チーム、21日の召喚を前に恭順の姿勢: FMotorsports F1
ピケのクラッシュ前の「テレメトリ・データ・グラフ」 : F1通信

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