[F1]ロータス・ルノーGP誕生とロータス・レーシングの今後

非常にややこしい状況になってきましたねぇ・・・。
ルノーとグループ・ロータスが提携を発表し、ロータス・ルノーGPと名称を変えて参戦することを発表しました。

ルノーは、グループ・ロータスとの2017年までのタイトルスポンサー契約に合意。
来シーズンから「ロータス・ルノーGP」として参戦することを発表した。

グループ・ロータスは、現在のルノーF1チームのオーナーであるジェニイ・キャピタルとともにチームの大株主となる。
チームはルノーのシャシー名で参戦を継続し、ルノーのブランドはマシンに大きく掲載される。

2011年、ロータス・ルノーGPは、1980年代にロータスとルノーが提携していた際に使用していた黒と金のカラーリングを新しい解釈で用いる。
このカラーリングは、現在のメディアの要求にグラフィックに合わせるために2ヶ月以上にわたって構想が練られたという。

この契約は、ロータスの市販車に技術的・商業的機会を提供するグループ・ロータスとルノー間の戦略的なアライアンスの一部であり、ルノーはチームにエンジンおよび技術的・工学的専門知識のサプライヤーとしてサポートを継続する。
(ロータス・ルノーGP誕生!グループ・ロータスとルノーが提携を発表 【 F1-Gate.com 】より)

やぁ、ややこしいことになってきましたねぇ・・・。
参戦中のトニー・フェルナンデス率いるロータス・レーシングは来季はチーム・ロータスに改称予定で、ルノーエンジンを搭載します。
また、ルノーがロータス・ルノーGPとして参戦するいうことで、2チームがロータスを名乗るというややこしい状況になっています。
おまけに両方のロータスとも往年のJPSカラーで参戦予定とのことなので、さらにややこしいことになりそうです。

ロータス・ルノーGPは、今シーズン16年ぶりにロータスをグリッドに復活させたロータス・レーシングと真っ向から対決することになる。

しかし、ロータスの名称は、親会社プロトンの全面的な支援を受けている自動車メーカー、グループ・ロータスからのライセンス供与によってF1に復活した。

ロータス・レーシングのオーナー、トニー・フェルナンデスは、チームを来年チーム・ロータスに改名する予定だった。

しかしグループ・ロータスは、フェルナンデスはこのブランドを使用する権利がないと主張して、改名に反対していた。

するとフェルナンデスは名称使用権を主張して、高等法院に訴訟を起こしたが、公聴会はまだ開催されず、日程も決まっていない。
(ロータスの名称論争、激化 : F1通信より)

名称については法廷闘争に持ち込まれるのは必至ですが、結論が出る前にシーズンが始まってしまう可能性も否定できません。
その前にFIAから名称を変更するようにというお達しがあるかもしれませんねぇ。

なんにせよ、このややこしい状況から脱却してほしいなぁ・・・。

『ロータス・ルノーGP』発表される: FMotorsports F1
ルノーとグループ・ロータスが提携「ロータス・ルノーGP」としてF1参戦 | F1 TopNews.JP
ロータスの名称論争、激化 : F1通信
トニー・フェルナンデス、ロータス・ルノーGP発表に決意を固める : F1通信
ロータス・ルノーGP誕生、ルノーF1公式発表 : F1通信
プロトン、ロータスのF1計画を全面支援 【 F1-Gate.com 】
トニー・フェルナンデス、チーム・ロータスでの参戦を諦めず 【 F1-Gate.com 】
ロータス・ルノーGP誕生!グループ・ロータスとルノーが提携を発表 【 F1-Gate.com 】

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